猫の耳に甘い唄を の商品レビュー
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売れないミステリー作家の冷泉彰成は作品の執筆をしつつ、弟子の久高享に課題を課す日々を送っていた。そんなある日、殺人を仄めかす怪文書のようなファンレターを受け取る。その後、冷泉にファンレターを出した女性が遺体となって発見され…。 『恋する殺人者』が面白かったので同じ作者さんの本。タイトルおよび表紙から内容はまったく推測できない。4分の3ぐらい読むと雰囲気が一変。え、え、とついていけないうちに解決篇が始まった…と思いきや…!個人的には斬新だった。ただ最後のシーンの絵面を想像するとなんとも…。 結局このタイトルはなんだったのかわからず…と思ったら最後に「この作品のタイトルは都筑道夫『猫の舌に釘をうて』にインスパイアされたものです。」と注釈があった。検索したあらすじを見る限り、この作品に結構影響を受けて今回の本は書かれたのかな?そちらもちょっと読んでみたいと思った。
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「相撲やん」ついツッコミの声が出た。そうしたら、ラストの一文も、両国国技館の千秋楽結びの一番のごとき様相であったという で締められていた。草。いや大草原である。 表紙が私の好きなノグチユウコさんで、ジャケ買い(図書館だけど)みたいなものだったが、思った以上に面白かった 久高あやしくね?アリバイあるから犯人じゃないってしつこく書かれて逆に怪しい。と思っていたら、途中ひっくり返されて、見事騙されたわ いままでの全部を巨デブ2人がやってたと思うと面白すぎる でもさ、あの半纏じいさんとカタカナ混じりのクレーム文書、目眩しなのかもしれないけど、事件となんら関係ないってさ、あれはなんだかスッキリしなかったな
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売れないミステリー作家の冷泉彰成のもとに殺人をほのめかした怪文書が届き、冷泉のファンが冷泉の小説をモチーフに殺される事件が起こるミステリー小説。 帯にひかれて読んだ1冊。 ヒグチユウコの表紙も、不穏な空気を醸し出していてかわいい。 仕組みで驚かせるミステリーが増えたけれど、個...
売れないミステリー作家の冷泉彰成のもとに殺人をほのめかした怪文書が届き、冷泉のファンが冷泉の小説をモチーフに殺される事件が起こるミステリー小説。 帯にひかれて読んだ1冊。 ヒグチユウコの表紙も、不穏な空気を醸し出していてかわいい。 仕組みで驚かせるミステリーが増えたけれど、個人的にはストーリーの中で驚かせてもらえるほうが好きだった。
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4流ミステリ作家の冷泉と、その弟子(という名のアシスタント)久高の周りで連続殺人事件が起こる。はじめは近くのお店で働く女性が階段から転落して死亡し、その後、冷泉にファンレターを送った女性が2人も殺されてしまう。冷泉の元には殺人をほのめかす怪文書が届けられていた。ところが冷泉のPCから自白のような小説が出てきて……!? とても楽しく読ませていただきました。しかしオチが投げやりに感じるため、最後はちょっと冷めてしまった。コミカル感を出したかったのは分かるけど、もうちょっとやり方はなかったのかな、と残念。
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初めての作家さん。題名に惹かれて手にした。猫好きなもんで。 始まりからミステリーのセオリーがクドクドと語られる。ん、もしかして本格推理ものか、あまり好きじゃないけど勉強のつもりで読んでみよう、と。 読み進めると文章も上手いし、これは当たりかなと彼がどんな本を出しているのか調べてみ...
初めての作家さん。題名に惹かれて手にした。猫好きなもんで。 始まりからミステリーのセオリーがクドクドと語られる。ん、もしかして本格推理ものか、あまり好きじゃないけど勉強のつもりで読んでみよう、と。 読み進めると文章も上手いし、これは当たりかなと彼がどんな本を出しているのか調べてみると、やっぱり好みじゃなさそう。 犯人探しの興味だけで読み、興味が満たされたかと思ったらひっくり返され、へえそうだったのかと思ったあとにダラダラと解説めいた文章がやけに長い。何じゃこれはページ稼ぎかいと嫌気がさすと、もう一度ひっくり返される。 スッキリできない駄作である。いつも感心させられているどんでん返しと違って「こねくり返し」である。作者はしてやったりとでも思ってるんだろうが。 加えて題名の意味がわからんままだった。猫騙しだわ。ニャンともはや。
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「犯人の書いた文章があります」がほぼ全体だったのことにまずびっくりでまじかって感じ。事態が二転三転して結局お前なのかってなる感覚も久しぶりで面白かった。160kgと180kgの男がいる部屋って想像するとなかなかシュールだし、これも類は友を呼ぶってことなのかしら
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四流作家の、編集者様はクライアントだと思えという教えがくすって笑ってしまう。 校正に対する、統一、統一って東西ドイツかよっていうツッコミもさすが作家だなーとおしゃれ。 最後のオチなどはへーっていう感じだけど、全体的に面白かった
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ミステリー×小説家 この本には「犯人の文章」が登場します。それは本当に作中で起きる連続殺人事件の犯人が記した文章です。でも、それは「ある事実」を隠すために重要な部分、話の根本となる部分が嘘で塗り固められています。 あなたはこの謎を見破れますか?
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無名の四流作家にファンレターを出した女性が殺され、遺体には作家の著作の場面の見立てが施されている。その後、熱烈な信奉者を名乗る者からその事実を仄めかすような怪文書が送りつけられる。作家とその弟子による推測や警察の捜査内容などが描かれる内に、同様のやり口でさらなる殺人が起こる。想像...
無名の四流作家にファンレターを出した女性が殺され、遺体には作家の著作の場面の見立てが施されている。その後、熱烈な信奉者を名乗る者からその事実を仄めかすような怪文書が送りつけられる。作家とその弟子による推測や警察の捜査内容などが描かれる内に、同様のやり口でさらなる殺人が起こる。想像するとじわじわ怖い。が、その後に置かれた弟子のものとされる文章を読むに至っては、何を信じればいいか混乱してくる。もしや、と思った通りにはなったが、屈折した胸の内とは逆に絵面が面白すぎて、違う意味で混乱する。
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タイトルの猫に惹かれて手に。二転、三転の結末とユーモアのある描写は面白かったが、既視感あるのと行替えのない説明調の文章がダラダラ続き、途中ちょっと苦痛だった。
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