ショコラ・アソート の商品レビュー
バレンタインデーがテーマの短編集。 著者の過去作品のスピンオフだったのだけれど、私はもとになる物語を読んでいなかった。 それでも理解でき、心揺さぶられる作品だった。 こどもの頃、自分自身の世界の狭さ故にちょっとしたことで思い悩んだり、振り回されたりしたことがあったなぁ…なんて思い...
バレンタインデーがテーマの短編集。 著者の過去作品のスピンオフだったのだけれど、私はもとになる物語を読んでいなかった。 それでも理解でき、心揺さぶられる作品だった。 こどもの頃、自分自身の世界の狭さ故にちょっとしたことで思い悩んだり、振り回されたりしたことがあったなぁ…なんて思い出しながらどこか懐かしい気分で読んだ。 どの物語も相手の事を思う気持ちがとても愛しくなるような物語だった。 スピンオフだけでも十分に楽しめるけれどそれでもやっぱり元となる作品は読みたいなと思った。 児童書のくくりになる小説だけれど、大人目線でも考えさせられる一冊だった。 自分と向き合う意味でもこども達に読んで欲しい作品。 つまづいたり、悩んだりした時に本を読んで救われるという体験をして欲しいと心底思う。
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今までの作品の助演の子たちの物語 秘密めいたはじまりだと思ってたけど、今までの作品を読んでいたら、もっと明確に物語を掴めたのかもしれない
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