ゆきのこえ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目が覚めて、外に雪がつもっているのを発見した男の子。全身で雪を感じ、遊んで、楽しみます。 『どしゃぶり』、『おちば』に続く、おーなり由子さんと、はたこうしろうさんの季節の絵本シリーズ(勝手にシリーズと認識しているのですが)で、どしゃぶりの雨や落ち葉や雪といった季節の知らせを全身で味わう子どもの姿が描かれます。読むと必ず(自分でもやってみたい!)と思うような臨場感のある絵と文章です。 いつもながら絵がすばらしいですが、タイトルにあるように、雪のこえ、新雪にそっと長靴を沈めたときの音、積もった雪の中にダイブしたときのしみいるような静かさなど、おーなりさんの捉える雪の音を表した文章が素晴らしいです。
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