100分間で楽しむ名作小説 白痴 の商品レビュー

坂口安吾(著者)

2024/12/30

さすがに100分では読めなかった…私は。

理性で押さえつけている人の本質とか欲望・情動を、
ちょっと皮肉っぽさの中にあからさまにしてるのかな？

『白痴』は『その後どうなるの？？』と、
もっと続きを読みたいところで終わってしまった。

その他の作品も面白く読めるのがなんか不思議。
イヤミじゃない範囲で皮肉っぽいからかな？

2024/12/21

4作
白痴/行雲流水/風博士/私は海を抱きしめていたい
編者も解説も書かれてないので純粋に短編を読むだけ。
100分で読めるので何も考えずに読み通して、後で好き嫌いを決めて良いかも。
長年途中で投げ出していた風博士をざっくり読みました。
好きなのは行雲流水ですかね。
虚無VSふしだら　　といった感じの組み合わせが続きます。

2024/12/10

読みなれない言葉が多くて100分では読めなかった。
白痴　行雲流水　風博士　私は海をだきしめていたいの4作が入ってました。

白痴
最初の方、モラルのない隣人のことがつらつら書いてあり不安に。白痴の女の人は思たより可愛く感じた。
主人公が映画製作会社に勤めているらしく、戦時中の映画作成について不満がかいてるけど、なんか作者の言葉に聞こえた。

行雲流水
パンスケって初めて聞く言葉。
お父さん怒るのはなんか違うだろ…
総じて出てくる男がクズ

風博士
よく分からなかったけど、鬘取るのはよくないし、奥さんとるのもよくない。変なオチがついてた

私は海をだきしめていたい
白痴に似てるなと思った。
文頭の「私はいつも神様の国は行こうとしながら地獄の門を潜ってしまう人間だ。」はなんか分かるようなわからないような。この行が好きでした。