神様の次くらいに の商品レビュー
「人の死なないミステリ」(p314)短編集。とても楽しく、読み心地のいい五作品。小学校教師の主人公と、酒豪の先輩教師の、ほの甘い恋の芽生えも感じさせる「さくらが丘小学校 四年三組の来週の目標」。爽やかな高校生たちの物語のようで、失われた恋と現在進行中の恋が交錯する「ライオンの嘘」...
「人の死なないミステリ」(p314)短編集。とても楽しく、読み心地のいい五作品。小学校教師の主人公と、酒豪の先輩教師の、ほの甘い恋の芽生えも感じさせる「さくらが丘小学校 四年三組の来週の目標」。爽やかな高校生たちの物語のようで、失われた恋と現在進行中の恋が交錯する「ライオンの嘘」。憧れていた大学の先輩をデートに誘ったつもりが、なぜか家電量販店のセールに早朝から並ぶことになる表題作。児童公園から毎日猫避けのペットボトルや放置自転車などどうでもよさそうなものが消えていく謎を解く「小さいものから消えよ」。いきなりアメリカとカナダに舞台が飛び、サプライズパーティーのプレゼントをめぐり謎解きが行われる「デイヴィッド・グロウ、サプライズパーティーを開く」。どれもよかったけれど、榛子さんというキャラクターの可愛さとかっこよさと最後の台詞がとても素敵だったので、表題作が一番かな。
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謎解きしたつもりが見当違いであたふたするのも人が死なない謎解きならでは。セグウェイがもう製造終了してたことに驚く。
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トリックシリーズの著者ということだけ知ってはいたが読むのは初作品 ライトミステリ短編集 中身はまずまずかな 評判の良い表題作はピンとこなかったけど
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