ハイパーたいくつ の商品レビュー
正直、とても読みづらかった そして独特な世界観でついていくのに必死で楽しいという感覚はたまーーにしかなかった笑 自分がおかしくなるくらいなら、人付き合いなんてしなくていい。でも大人はそんなわけにはいかないから辛い みたいな感じなのかな、、、
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全然わからなかった。 なんなんだろうこれ?って思いました。 角田光代さんもこれをいいと思ったの?? もっと読み進めれば面白くなったの??
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社会からの白い目や自分の無能や生理現象から自己防衛する行為として、現実にまったく向き合わず、すべてを自分事としてとらえない忘我の境地が生み出す超絶な退屈。そしてそれを埋めるための惰眠時の夢と妄想による破壊衝動をテキスト化した作品ということかな? 従来の私小説というものが昭和歌謡な...
社会からの白い目や自分の無能や生理現象から自己防衛する行為として、現実にまったく向き合わず、すべてを自分事としてとらえない忘我の境地が生み出す超絶な退屈。そしてそれを埋めるための惰眠時の夢と妄想による破壊衝動をテキスト化した作品ということかな? 従来の私小説というものが昭和歌謡なら、本作はメロサビという楽曲構成がこなごなになり転調を異常に繰り返す昨今のヒット曲のよう。「ビートDEトーヒ」という歌を思い出したけど、あんな可愛げのあるものじゃなかった…POPではあるけど。妄想にしても夢にしても、その人が生み出せるものはその人の脳の中にある素材を使うしかないんだなぁと、その妄想の比喩で登場するペンギンやムダ毛や糞という貧相なアイテムや「人」や「大」のような漢字の象形的なとらえかたに、あまり知的とはいえない30代女性の主人公という設定ならなるほどという感じ。とはいえ主人公が自分の乱調な心の状況をかなり鋭く分析し、他人でも理解できるよう文章に変換している理性が垣間見えてしまうところが時々あるのが少し惜しい。
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熱が出た時に見る悪夢みたいだな〜と思った。全然熱出さないし出たとしても悪夢見たことないから的確な表現かどうか分かんないけど...
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いまなんて?って数行戻って読み直す序盤、気づいたらおかしいことになってて、なんじゃこりゃと思ってたら完結。いまなんて?って表紙に戻り、読んだのか読んでないのかもわかんなくなって、多分読んでない。よし、読もう。とページを開いて現実から逃れました。
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何というか、初めての読書体験。とりあえずページを進める手がなぜか止まらない。妄想の波に飲み込まれながら、何とかその波に乗り続けたいと必死になって読み続ける。終盤はホラー染みてくるし、読み終えた瞬間、今のは何だったのだろうか・・とそれこそ、ボーーとしてしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ペンペン多分鬱病になってる なんか精神病んだ時こんな感情になるなってちょっと共感しちゃって、読んでて鬱ぽくなった。 ペンペンみたいに文才じゃないけど
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サクッと読めた 文章表現とかは独自でポップでとても面白い 表題・表紙から連想される、薄暗い物語、というよりはやや明るくて漫画みたいな展開・設定に感じられた
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……一体何を読んでいたんだ……? 押し寄せてくる言葉の波、物凄く早口のラップを聞かされているような文字の波に流されるまま目が勝手に進んでいくような。 何を食べたらこんな言い回しがポンポン出てくるんだろう。へんてこでお洒落で面白くて不気味で、言葉選び、言葉遊びへのとてつもない拘...
……一体何を読んでいたんだ……? 押し寄せてくる言葉の波、物凄く早口のラップを聞かされているような文字の波に流されるまま目が勝手に進んでいくような。 何を食べたらこんな言い回しがポンポン出てくるんだろう。へんてこでお洒落で面白くて不気味で、言葉選び、言葉遊びへのとてつもない拘りを感じました。 どんどんどんどん不気味な展開に呑み込まれていって、ずっと悪夢を見ていたかのような読後感。 しかも何も解決しなくて、本当に何だったんだ……??? 私にはこの作品の文学的な価値とか意義とか、難しいことはわからないけれど、 とにかく物凄い言葉、文章の大波に取り込まれて読み切ってしまいました。 全ての文章を書き留めておきたくなる、ラップのリリックのような聞いた事のない痺れる言い回しの連続。もうそういう芸術なのかな……? 何だったんだ、本当に……でも楽しかった……。
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退屈のなかで生きていくのがどんな気分なのか、日々を鬱々と暮らす人の気分をストレートに表現した作品です。 文章がラップのリリックみたいで、リズム感が あって読みやすかったです。 職場で1000万円の支払いのミスを犯してしまった 主人公は、職場で退屈な日々を過ごして...
退屈のなかで生きていくのがどんな気分なのか、日々を鬱々と暮らす人の気分をストレートに表現した作品です。 文章がラップのリリックみたいで、リズム感が あって読みやすかったです。 職場で1000万円の支払いのミスを犯してしまった 主人公は、職場で退屈な日々を過ごしている。 周りの上司や後輩たちに、迷惑をかけていることも気にせず何もなかったように、会社に勤める彼女、鬱屈した現実を生きていく彼女の壊れた言葉たちが連なっていく。
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