2045不都合な未来予測48 の商品レビュー

友村晋(著者)

2024/12/09

p56 的確な指示を出せない人は仕事ができない人

p58 AIは課題は解決できるが、課題を見つけられない

p64 プロンプトのこつ　relic
role AIに役職を与える
exclusion 含んでほしくない情報をあらかじめ伝えること
length 何文字以内で回答してほしいか長さを設定すること
inspiration URLなどを入力してAIに実例を示すこと
context 質問の意図や拝啓を明確にすること

p67 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

生成AIによって描くことの技巧に対する評価のあり方が変わる

p146 人はものでも情報でも、あるいは人間関係でも、増やすことは得意ですが減らすことは苦手です

p237 翻訳アプリpapago

2024/11/26

SF映画を観てるような、日常では考えることがない遠い未来を考える本として面白かった。
なお、彼の動画は観たことがない状態で読了している。

大項目としては以下の区分け。
・生成AI黎明期 2025年~2030年・・あるだろうな。身につけるべき能力には納得。
・生成AI成熟期 2030年~2035年・・あるかもな。
・AGI 誕生期 2035年~2040年・・これはあるかな？これはこうじゃないかな？
・ASI誕生期 2040年~2045年・・これはあるかな？これはこうじゃないかな？

後者２項目については、話し半分で読みながらも、自分だったらこうするな、とかこうなってるだろうな、という観点で読んでいた。この着想や想像を膨らませてもらったという点でかなり面白かった。

本屋でよく見かける和訳書かつ分厚い未来予測本よりも、かなり簡単に書かれており、未来を想像する入口としてはかなり良いと感じる。著者はSF映画が好きだと推測しているが、そこがわたしとハマったということもあるだろう。

一つ言えることが、おそらく世界はかなりの速度で変化や進化をしていくだろうことがわかり、それと相対して自身の思考や意識という部分がより一層重要視される未来が来るのだろうと感じた。
そして、おそらくこの想像する世界は、開発や研究している当事者は誰もが想像しているのではないだろうか。世間に普及するには、技術と実装力、人間の倫理観かなと感じた。

2024/11/16

・この本を読んで、自分の子供には、「好き」「得意」「社会から求められている」の3つの要素が重なった部分に将来の仕事選びの大事な手がかりがあり、まずは「好き」と「得意」から探し始めること、子供にはできるだけ「好き」ことや「得意」ことに熱中させてあげる、それらのフィールドで楽しみながら位置情報収集力を身に付けてもらう、ことを提案して好きなことをやらせる決心がついた。