漫才過剰考察 の商品レビュー
自称 お笑い好き として 読んでおいたほうがいいな と思って 読んでみた。なるほどねーだった。令和ロマンをみたとき 戦略的だなぁと思った理由がわかったような気がした。ただ おもしろい!の奥には いろんな考察があるんだ とかね。読み終わってから 文中のネタを見てみたら 初見と違っ...
自称 お笑い好き として 読んでおいたほうがいいな と思って 読んでみた。なるほどねーだった。令和ロマンをみたとき 戦略的だなぁと思った理由がわかったような気がした。ただ おもしろい!の奥には いろんな考察があるんだ とかね。読み終わってから 文中のネタを見てみたら 初見と違って見えたのは 気のせいかなぁ。この先の お笑い界はどんなふうになるんだろう。
Posted by
カオスな世の中に、真面目な情報を出している身として、こういう一見アホらしいバカ真面目な考察や議論に飢えてたみたい。出てきたネタ全部見直してから、ライブ行きたい。
Posted by
お笑いの悪魔、ここに現る。 東西南北でのお笑い文化の違い、客層、理解と発声…本当に奥が深い。職業柄、授業にも取り入れられたらいいなと思った。
Posted by
お客さんの理解度や地域年齢によって細かく戦略を立てるという真剣さマメさに感心した。 カジュアルで1日で読めてしまうボリュームであるが、今までお笑いを言語化した書籍を読んだことがないので面白かった。 •ボケそうでボケる大阪弁の様式美、ボケなさそうでボケる標準語の意外性、スピードの...
お客さんの理解度や地域年齢によって細かく戦略を立てるという真剣さマメさに感心した。 カジュアルで1日で読めてしまうボリュームであるが、今までお笑いを言語化した書籍を読んだことがないので面白かった。 •ボケそうでボケる大阪弁の様式美、ボケなさそうでボケる標準語の意外性、スピードの大阪、パワーの東京 •東西南北の漫才、お笑い ボケ主導でボケが客席に向き合う東 ツッコミ主導でコンビが互いに向き合う西 ボケ主導でツッコミが客席に向き合う南 ボケ主導でコンビが互いに向き合う北
Posted by
美容院のカラーをしながら読んでいたBRUTUSの伝える特集でくるまさんのインタビューが面白く、本を出していたことを思い出した。 冒頭から自分は努力してきていないが、勝負強いとあったがそんな人がここまでの熱量でお笑いに取り組むことができるわけがない。結局運がいい人や持っている人は、...
美容院のカラーをしながら読んでいたBRUTUSの伝える特集でくるまさんのインタビューが面白く、本を出していたことを思い出した。 冒頭から自分は努力してきていないが、勝負強いとあったがそんな人がここまでの熱量でお笑いに取り組むことができるわけがない。結局運がいい人や持っている人は、行動や思考の積み重ねができていると感じる。現に自分の仕事に使命感を持って取り組む姿勢だったり、分析力の高さ、そのストイックさがかっこいい。たまたま見たテレビの切り抜きで、人にぶつかった時にも自分がぶつかられるような人間ではないからそこに何か使命や理由があるかもしれないと考える、と話されていて天才と変人は紙一重だと思う、AB型っぽい。知らんけど。 ネタ順の大切さや、東西に分けられがちなお笑いを東西南北で分けて考えていた所が面白かった。 和牛のオレオレ詐欺はAmazonプライムで見返してみたけど、確かに面白かった。 今後お笑いを見る時にこの過剰考察を参考にすることはないと思うけど、芸人さんへのリスペクトは深まった。私にもここまで考えられる何かができればいいなと思う。
Posted by
くるさんの頭の良さをひしひしと感じる考察でした。自分たちの芸のことだけを考えているのではなく、M-1を盛り上げるためにどのネタを持っていくかまで考えているくるまさんはすごい! M-1などのお笑いの賞レースが好きな人、寄席などの劇場が好きな人、漫才とコントは何が違うの?と思っている...
くるさんの頭の良さをひしひしと感じる考察でした。自分たちの芸のことだけを考えているのではなく、M-1を盛り上げるためにどのネタを持っていくかまで考えているくるまさんはすごい! M-1などのお笑いの賞レースが好きな人、寄席などの劇場が好きな人、漫才とコントは何が違うの?と思っている人、賞レース見て、「こんなの漫才じゃないやん」と思ったことのある人など、これを読んだらスッキリします。 そして、芸人さんたちは一つのネタができるまでに、色んな仕掛けや、お客さんの雰囲気、会場の音響など様々なことを考えて作り上げていることがわかりました。これからお笑いを観るときには、この考察を思い出しながら楽しく見れそうです。
Posted by
令和ロマンが2024のM-1で2度目の優勝を果たした翌日から書店で1番目につくところに山のように積まれていたのを見て気になったものの買うまでじゃないか?と思ったまま2ヶ月が過ぎ、本をまとめ買いする時に5冊目が必要で勢いで買って読んでみた! 結果、読んでよかった。笑 完全なる娯楽...
令和ロマンが2024のM-1で2度目の優勝を果たした翌日から書店で1番目につくところに山のように積まれていたのを見て気になったものの買うまでじゃないか?と思ったまま2ヶ月が過ぎ、本をまとめ買いする時に5冊目が必要で勢いで買って読んでみた! 結果、読んでよかった。笑 完全なる娯楽で考察なんてしたことのない漫才というものに対しての新たな視点を得られた感じ。 けれども全てが新しくて何を取り上げていいか分からないほど。漫才を見ながら普段から分析・考察している人は読めばすごく楽しめると思う。 東西南北の漫才の違いはすごい新鮮だったかも。次から注意して見てみたい! 終始、くるまの言語化の上手さとほんのり皮肉のニュアンスを込めつつも傷つける意図はない小ボケ?というか言い回しが私のツボにハマっていて、リスペクトと面白さを一緒に感じられた。身近にいてもおかしくないタイプの笑いのジャンルだからか、とても好み。 粗品との対談も読み応えあって面白かった。くるまの言語化の上手さが1番ここで際立ってた。もちろん粗品の考え方も一貫性があってカッコよく、リスペクトが大きくなった。 漫才はやはり生で観るのが良いんだろうな。ということで劇場に観に行くのを今年のやりたいことリストに追加✏️
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まるで目の前で本人にマシンガントークされているような感じがしてカロリーの消費量がすごかった。お笑い(=仕事)に対するくるまさんの考え方を覗き見ることができ面白かった。自分はお笑い芸人ではないが、どんな職業の人でも参考にできるマインドがあると感じた。謙虚なのか傲慢なのかわからない不思議な人。
Posted by
「漫才過剰考察」と謳っているが、どちらかと言えば「現在のお笑い界」を過剰考察している。本の中では司法解剖という言い方がなされている。 「なぜ令和ロマンはM-1で優勝できたのか」という話題から、少しずつお笑いの変化と歴史にシフトチェンジしていき、終盤では西の笑いと東の笑いの違いを...
「漫才過剰考察」と謳っているが、どちらかと言えば「現在のお笑い界」を過剰考察している。本の中では司法解剖という言い方がなされている。 「なぜ令和ロマンはM-1で優勝できたのか」という話題から、少しずつお笑いの変化と歴史にシフトチェンジしていき、終盤では西の笑いと東の笑いの違いを紐解いている。まるで池上彰の新書を読んでいるようだった。 『地面師たち』やゴッドタレントなど流行りの話題から、「全ステ問題」や「顔ファン問題」などタイムリーな話が多く、「今」しか読めない本に思える。これを10年後、20年後、いや、来年読んでもきっと楽しめないだろう。 多少は楽しめるかもしれないが、それは歴史書としての楽しみ方になるはず。読むなら令和ロマンが二連覇した今しかない。
Posted by
漫才、M1とも興味があって見ているライトファンだが、お笑いをここまで細かく分析できるのか、と感心させられました。一般視聴者と審査員の評価の乖離を常々感じていたことが、ここで納得させられました。 くるまさんのお笑いを自己満足でなく、全体で盛り上がらせるという今までにない考え方はとて...
漫才、M1とも興味があって見ているライトファンだが、お笑いをここまで細かく分析できるのか、と感心させられました。一般視聴者と審査員の評価の乖離を常々感じていたことが、ここで納得させられました。 くるまさんのお笑いを自己満足でなく、全体で盛り上がらせるという今までにない考え方はとても新鮮でした。
Posted by