百年かぞえ歌 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大崎氏の作品は初めて手にした。 序盤は、大きな展開もなくストーリーはゆっくり進む。ページを捲る手もなかなか進まない。 そのうち、この作品の目指すところが見えてきてから、やっと読むペースが上がった。 終盤には、序盤のゆっくりさが嘘のように急展開した。 由佳利の「婚約破談」が、主たるストーリーにほとんど効いてないのが実に勿体無い。結果的に恋愛小説ではなかったから、生かしようがない要素ではあるが、それならば端から要らないエピソードだった。読みはじめにはその点の期待もあったので、その後に展開されるミステリー要素には、完全には入り込めなかった。
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本編には全く関係ないが、「焼き増し」は最早通用しないの…? か細い糸を辿るように少しづつ真相に向けて霧の中を進んでいく様は、最後まで飽きさせず一気に読み切ってしまった…もう読み終わっちゃったよ…
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どこがどう繋がっているんだ? と気になる。心折れるようなことがあった由佳利も年齢性別を超えた仲間との行動で、そんなことと思えたんじゃないだろうか。
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感想 亡くなった作家。その思いは死んでいない。次の世代に託すために。自分に関わった人が幸せになれるように。自分にできるせめてものことを。
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