孤独な推しが義弟になったので、私が幸せにしてみせます。 の商品レビュー
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タイトル詐欺とまでは言わないが、そこに辿り着くまでの前哨戦をまるっと一冊やった感じ。 主人公が推しキャラの義弟を幸せにするために推す訳ではなく、一家破滅を回避するために、その原因となった父母の仲を取り持つ話。 主人公が推しキャラへの恋愛感情をまだ抱かず、推しキャラが彼女への恋心を自覚はするが、メイン話はそこではないという。 母が父を推すその推し活を応援し、結果父と母がラブラブになり、ざまあ展開も母の親友を騙っていたキャラが対象なので。 父と母の関係改善を見ているのは楽しかったけど、主人公とヒーローの話を期待すると肩透かし感は否めないかなと。 前述通り、長い長いプロローグだと感じた。 続くのが前提なのかな。
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乙女ゲームの世界にいることに気がついたイヴェット。推しの姉、でも物語が始まる前に死ぬ運命。そんな状況で、未来を変えようと頑張る姿は応援したくなる。母が自分を巻き込んで死なないように。そんなことを考えながら、母と接するのは怖いと思うけれど。推し活を教え、母を変えていくイヴェット。ど...
乙女ゲームの世界にいることに気がついたイヴェット。推しの姉、でも物語が始まる前に死ぬ運命。そんな状況で、未来を変えようと頑張る姿は応援したくなる。母が自分を巻き込んで死なないように。そんなことを考えながら、母と接するのは怖いと思うけれど。推し活を教え、母を変えていくイヴェット。どんどん明るくなって、変な行動が減っていく母が見られるのは嬉しくなった。「推し」への愛が強すぎるイヴェットと母のやり取りを見るのも楽しかったし。家族の問題が解決してからは、ジョシュアとの関係が変わっていくのかな。と想像するのも楽しい。
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題名詐欺。義弟への推し活はメインじゃなかった。でも、面白かったので、よしとする。 ただ、このすれ違いの一番の疑問は、どうしたらイヴェットが生まれるのか?という点。うーむ、衝動に耐えきれなくなったか、義務としてとお互いを思い遣ってか。そこで誤解が解ければ、こんなにこんがらがる...
題名詐欺。義弟への推し活はメインじゃなかった。でも、面白かったので、よしとする。 ただ、このすれ違いの一番の疑問は、どうしたらイヴェットが生まれるのか?という点。うーむ、衝動に耐えきれなくなったか、義務としてとお互いを思い遣ってか。そこで誤解が解ければ、こんなにこんがらがることなかったのに。山下達郎氏が夫婦円満の秘訣は会話だとおっしゃっておられたが、たしかに。 続き、出るのかな?今度こそ義弟への推し活メインで。出たら買おうと思う。
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