目羅博士の不思議な犯罪 の商品レビュー
動物園で出会った男の不思議な体験談。5階の部屋で3件の首吊自殺。模倣の魔力に囚われた,偶然に頼る狡い犯罪。月光が惑わす犯罪は怪しく幻想的。世界観に嵌る。
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乱歩自身が主人公、というのがまた面白いと思った。上野の動物園で出会った青年から聞かされる世にも奇妙な犯罪。妖しい月の光に導かれる犯罪は不気味だけど妖しい魅力に満ちていて良い。このシリーズは毎作品イラストが素晴らしくて好きです
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怪奇物は、好きではない。が、短編かつこのような装丁挿絵であると、良きかな。となる。読んでみると、やはり、奇怪な物語。うーん私には、合わないかも…
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お待たせしました(待ってない?)『読まずにレビュー』第5弾です!(ザッパーン!) *『読まずにレビュー』とは? 表紙と題名、作者のみを手がかりに本の内容を推理し、感想まで書いちゃう!という最先端レビューです!特許出願中!(先に表紙拡大して確認してみてね) というわけで今回は江...
お待たせしました(待ってない?)『読まずにレビュー』第5弾です!(ザッパーン!) *『読まずにレビュー』とは? 表紙と題名、作者のみを手がかりに本の内容を推理し、感想まで書いちゃう!という最先端レビューです!特許出願中!(先に表紙拡大して確認してみてね) というわけで今回は江戸川乱歩の探偵小説『目羅博士の不思議な犯罪』です 探偵小説決め打ちかい!っていうね そして犯罪現場はどう見ても銭湯 ちょっとばかり変わった趣味ではありますが、どう見ても銭湯のタイルだもの そして目羅博士よね 果たして表紙に描かれた二人のどちらが目羅博士かってことが鍵よねこれは え?明らかに片方人形? いや人形の名前が目羅博士でなんの不都合があんねん!ぜんぜんおかしないやろが!(# ゚Д゚) 〈あらすじ〉 「アホなこと言わんといて下さい!」 東京下町の銭湯「骨の湯」の女湯で身元不明の女性の絞殺死体が見つかった 従業員の証言により近所に住む理学博士目羅博士が女湯をのぞいていたことが分かり容疑者として浮かびあがるが、博士には完璧なアリバイが そしてなんと目羅博士そっくりに作られた精巧な蝋人形の存在が明らかとなり、のぞいていたのはその蝋人形だと言うのだ 事件解決に乗り出した迷探偵アホ智小五郎と助手の小手林君は、今度は男湯の方で目羅博士の蝋人形の絞殺体を発見する 小手林君おなじみの決めゼリフが浴場に響く 「蝋人形を絞殺?アホ智さん、アホなこと言わんといて下さい!」 我らが迷探偵アホ智小五郎が蝋人形の謎に挑むシリーズ最新作! 〈感想〉 うひゃー、このトリックは悶絶だわ さすがは江戸川乱歩です こんなトリックを考えつくなんてどんな頭の構造してるんだろ? それに今回はアホ智さんの過去もちょっとだけ明らかにされました これまでも影のようなものを感じてはいたけど、こっちの方もびっくり 今回も無事事件を迷宮入りさせたアホ智さんの迷推理を堪能あれ!
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怖い話。 人間と猿は神から模倣を授かっている。 そうであるばかりに、このような恐ろしい事態になるとは。 後味悪いが、さすがは乙女の本棚シリーズ。 イラストがキレイ。
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