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明けないで夜 の商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2024/11/21

夜に少しずつ読み進めるのが毎晩の癒しになった。燃え殻さんを初めて知ったけれど、結構好きなタイプの文章だったのでまた読みたいと思った。肩の力を抜いて読める本。

Posted byブクログ

2024/11/18

好きなアーティストのライブも、何ヶ月も前から予定していた旅行も、久しぶりに会う友達との再会も、みんな等しくちょっと行きたくない。 2週間くらい前まですっごい楽しみだったのに、直前になるにつれ、だんだんとその日は家で寝ていたくなる。 同じことを思う人が、この世に少なくとも2人は存在...

好きなアーティストのライブも、何ヶ月も前から予定していた旅行も、久しぶりに会う友達との再会も、みんな等しくちょっと行きたくない。 2週間くらい前まですっごい楽しみだったのに、直前になるにつれ、だんだんとその日は家で寝ていたくなる。 同じことを思う人が、この世に少なくとも2人は存在するようで、ちょっと安心した。

Posted byブクログ

2024/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 人生の踊り場で聞きたい、 他愛のない大切な話たち “絶対的な安心感”が詰まった30篇とちょっとのエッセイ集 ……… 日常をなんとかやり過ごすためには、 映画館の暗闇の中のような絶対的な安心感が必要だ。 映画館の暗闇の中のような言葉や音楽。 誰にも教えていないパートナー、ひとりの時間。 寄り道と空想。 たしかな肩書きや名前の付いていない あれやこれやが僕を支えている 【感想】 podcastで朗読も聞いていたが、音声でも文章でも燃え殻さんの言葉は心に響く。 人生には色々納得のいかない事や完全にこちらが悪いがイライラしてしまう事、これでもかと凹むこともある。そんなにタイトル通り、この夜が明けないでと思いたくなる夜に共にしたい1冊。 息苦しさや窮屈さ、自分が許せない時に、それでもいいや!そんな自分を好きなれるような話が詰まっており、常に常備しておきたい言葉たちがいっぱい詰まったかけがえのない本です。

Posted byブクログ

2024/11/09

明けないで夜 なんとも哀愁のある燃え殻さんのエッセイ。昭和の苦しい、自由のない、型にハマった日本人しかいなかった時代。そこで得た自分らしさを武器に、文章で吐き出す。確かに、小説もエッセイも読んだことがない人しかないのにマスコミ志望、そんな学生を前に何を話せばいいんだろうと思う。も...

明けないで夜 なんとも哀愁のある燃え殻さんのエッセイ。昭和の苦しい、自由のない、型にハマった日本人しかいなかった時代。そこで得た自分らしさを武器に、文章で吐き出す。確かに、小説もエッセイも読んだことがない人しかないのにマスコミ志望、そんな学生を前に何を話せばいいんだろうと思う。もうちょっとあるだろう、という気持ちはおそらく共感として今の30から40代には刺さると思う。仕事ができるとか、人間としていい人生を歩んでいるかというとわからないけれど、少なくとも頑張っているからだ。責任感と、それに伴った強さを持つ人間たちを応援してくれている。だからこそ、いいタイトルだなと思ったのが、「今日は疲れた。いい意味だけど」だ。本当にそうなんだ。疲れた、でもすごく頑張った1日。お疲れ、今日の私というタイトルのジェーンスーさんのエッセイもあったっけか。 明けない夜、やることが一杯あって、プレッシャーもあって、朝方午前4時にどうしようという絶望と共にいる筆者。コーヒーを飲んで、つらつらと書くことが何よりも眠りに誘うのだという。要すれば、なんだっていい。ただ、明日が来ない日はない、明けない夜、明けないでくれ、夜。そんなふうに思って戦っている人がいるという安心感。きっと、いろいろあるんだろうけれど、こういう感性を本当に持っていないと出てこない文章だから、ただただ言葉にするだけで伝わってくるのだろう。眠れない夜に、目を瞑っていれば体力は回復するから、寝なくてもいいんだよ。というふうに言われた母の言葉を思い出す。確か、緊張しすぎて、そんなふうになっていた小学校の記憶だ。今でも、夜中にその言葉を思い出す。 他人からのいいね!があって、初めて成立する幸せとは、まさにいい車と、いいマンション、お寿司とか料亭の飯のインスタだ。いつの間にか、そういうのがいいと思っているとするとかなりやばい。 基本的に、いつか死ぬという諦めの感覚と、今自分ができること、そしてやりたかったこと、夢や若い時の思い、そんなものがあっての人生を味わう。青春とか、熱かったころとか、そういう色々を、全部今の人生に反映させてきているからこその今がある。シンガポールの西洋と東洋の混ざった不思議な通りになるカフェで、1人パソコンを開いて、アイスラテを飲みながら、ニューヨークの思い出、中国の思い出、モロッコの喧騒、サウジの砂漠、そんなことを思い出している。現実は、やっぱり明日から、ちゃんと明日としてやってくる。そういうことを教えてくれる本だった。

Posted byブクログ

2024/11/08

内容を読む前に、目次の「どんな予定もうっすら行きたくない」という表現に心を鷲掴みにされ、共感の嵐が吹き荒れた。

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2024/11/07

エッセイは、赤裸々でその人の暮らしが垣間見えるものが好きなんだけど、まさにそんな感じだった。 ゆるっと力が抜けていて、夜にだらっと読むのにピッタリのエッセイ。 自分とは全然違うタイプの人だけど、心の中でこっそり思っているブラックな事が似ていたりもして、一人でニヤリ。 小説もまた読...

エッセイは、赤裸々でその人の暮らしが垣間見えるものが好きなんだけど、まさにそんな感じだった。 ゆるっと力が抜けていて、夜にだらっと読むのにピッタリのエッセイ。 自分とは全然違うタイプの人だけど、心の中でこっそり思っているブラックな事が似ていたりもして、一人でニヤリ。 小説もまた読んでみよう。

Posted byブクログ

2024/11/05

燃え殻さんのエッセイは読みやすく共感できる要素がたくさん。ただ最近、寄稿した文章だと文体がお洒落に振ろうとし過ぎなときがありますが…。 こんなに名声を得ても、幸せに全振りしない燃え殻さんの冷静な視点はやはり好きです。

Posted byブクログ

2024/11/04

表紙に惹かれて買った本。燃え殻さんと言う人もこの本で初めて知った。 私も大好きな沼津の「中央亭」が出てきた時に1番テンションが上がった。まさか本の中で中央亭ファンに出会えるなんて。いろんな本を読み続けようと思った。

Posted byブクログ

2024/10/31

#読みたい本 『愛と忘却の日々』が9/26に出版されたばかりなのに、1ヶ月経たないうちに新作が。「燃え殻さんのエッセイが好き!」という感想が多いし、どの本も評価高いし、燃え殻さんの新作は読みたい本に入れないなんてことはできない #明けないで夜 #燃え殻 24/10/17出版 ...

#読みたい本 『愛と忘却の日々』が9/26に出版されたばかりなのに、1ヶ月経たないうちに新作が。「燃え殻さんのエッセイが好き!」という感想が多いし、どの本も評価高いし、燃え殻さんの新作は読みたい本に入れないなんてことはできない #明けないで夜 #燃え殻 24/10/17出版 https://amzn.to/401XMG6

Posted byブクログ

2024/10/29

燃え殻さんの綴る日常はどこか物哀しい感じがする。その哀しさの中に、エモさや、良い意味での諦めや、クスッと笑ってしまうような間抜けさなど色んな雰囲気がある。それが心地よい。多分日常のやり過ごし方が自分と似ている気がするから共感してしまうのかも。装丁も好き。

Posted byブクログ