そらそうや の商品レビュー
作家・黒川博行の誕生秘話エッセイ集。本能的な生き方が作品に生かされていると感じた。東野圭吾との繋がりも興味深い。『セグとの日々』『震災の朝』が良かった。
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ミステリー作家、黒川博行のエッセイ集。 子供の頃のこと、大学入試のこと、その後社会人になり、高校教師になり、そして作家となったこと。 なかなかの波瀾万丈の人生である。 また、作品を作るにあたっての、取材やストーリー構成をどのようにしているかが、垣間見えた。 色々なところに発表して...
ミステリー作家、黒川博行のエッセイ集。 子供の頃のこと、大学入試のこと、その後社会人になり、高校教師になり、そして作家となったこと。 なかなかの波瀾万丈の人生である。 また、作品を作るにあたっての、取材やストーリー構成をどのようにしているかが、垣間見えた。 色々なところに発表してきたエッセイをまとめているので、重複する内容もあるが、作家の素顔が見えるエッセイだ。
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エッセイ Ⅰデビューまで 博打と船と 美大受験 四年きりのスーパーマン生活 大阪からの修学旅行生 先生を辞めたくなかった Ⅱ作家的日常 勝手に人生訓 一日の始まりは麻雀から よめはんの口福 ガザミの思い出 愛車遍歴 家の履歴書 引っ越しビオトープ お裾分けのオタマジャクシ 幸...
エッセイ Ⅰデビューまで 博打と船と 美大受験 四年きりのスーパーマン生活 大阪からの修学旅行生 先生を辞めたくなかった Ⅱ作家的日常 勝手に人生訓 一日の始まりは麻雀から よめはんの口福 ガザミの思い出 愛車遍歴 家の履歴書 引っ越しビオトープ お裾分けのオタマジャクシ 幸せは小鳥や金魚とともに 手間ちがい ねこマキ セグとの日々 文句が多くて、すんません 持たない三点セット 装幀について 仕事と音楽 胃カメラ 震災の朝 わがまち大阪・浪速区ー金は無くともぶらりぶらりとジャンジャン横丁 個性派ぞろい、大阪アート Ⅲ麻雀・将棋・カジノ・そして運 悪銭身につかず 親父の将棋 カジノギャンブルの旅ー黒野十一『カジノ』を読む カジノの負けは三桁 麻雀は「運」を予想するゲーム 八勝七敗 阿佐田哲也さんの敗戦証明書 色川さんと勝負したゲーム 文壇麻雀自戦記 カブ歴四十年の勝敗 なぜベアリングズ銀行はつぶれたかー『私がベアリングズ銀行をつぶした』を読む トオちゃんとの凄絶な闘いー白河道著『捲り眩られ降り振られ』を読む 競輪でビギナーズラック 騙る Ⅳ交遊録 めめが描いた″男の矜持” めめのこと いおりんのことー追悼・藤原伊織 Ⅴ自作解説 『文福茶釜』のこと 世の中"後妻業”だらけー『後妻業』 贋作はなくらないー『騙る』 直木賞を受賞してー『破門』 「疫病神」シリーズ一言コメント Ⅵ直木賞受賞記念エッセイ&対談 読んできた本ー自伝エッセイ 対談 東野圭吾×黒川博行「僕は運が強いんです」 著者あとがき 初出一覧
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激減していた読書量復活後はしばらく翻訳ばかり読んできた。自ずと現代国内物は読書地図が寂しい。 だが、黒川氏は「キャッツアイころがった」以降8割強は読了・・ファンというにはおこがましいながら、追いかけている。 装丁は連れ合いさん作とは思ったが、なんともかわいい風神!むちっとした手足...
激減していた読書量復活後はしばらく翻訳ばかり読んできた。自ずと現代国内物は読書地図が寂しい。 だが、黒川氏は「キャッツアイころがった」以降8割強は読了・・ファンというにはおこがましいながら、追いかけている。 装丁は連れ合いさん作とは思ったが、なんともかわいい風神!むちっとした手足と優しい目・・作者の人柄がにじんでいるような。 エッセーという事もあり、重複箇所を経つったら3割減になりそうな綴り・・笑えては来るものの、これでもかという氏の人柄が見える。 そして自称するように麻雀、将棋、競馬、パチンコ・・かけ事に関する箇所の多い事。私自身、身内が全くそういったことを避けた花茎だったもので疎いもいいとこ、乳児レベル以下の知識しかなく、フーンという事で流す。 氏は1949年生、少し年上だが、タイムゾーンは酷似、うんうん分かるといった調子もあって、楽しい。 この年代の前後の方々との人脈図~いおりん事藤原伊織(好きな作家さんだったが、あの渋い表情からは見えないぬくもりの人柄)色川武大(雀聖で有名、人間的にいろんな引き出しを持った方と)白川道、浅田次郎、鷺沢萠さんも登場・・続いて綴られた逝去の方々への言葉に涙腺が緩んだ。 手慣れたでびしっと決まったおっしゃれーエッセーとは違う、なんやら、大阪臭い仕上がりはいい。 ラストの東野さんとの対談もいいお味。 何といっても【繰り返し、呟くよめはんへの想い
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黒川氏の特殊な?経歴はとても興味深かったが、 何度も同じ内容が出てきてすっかり覚えてしまいましたw が・・・黒川氏の人となりをなんとなくわかった感じがしました。 学生結婚された奥様とも仲良くされている様子がよくわかります。 奥様の書かれる表紙の挿絵がいつも素敵でそれも黒川作品の楽...
黒川氏の特殊な?経歴はとても興味深かったが、 何度も同じ内容が出てきてすっかり覚えてしまいましたw が・・・黒川氏の人となりをなんとなくわかった感じがしました。 学生結婚された奥様とも仲良くされている様子がよくわかります。 奥様の書かれる表紙の挿絵がいつも素敵でそれも黒川作品の楽しみの一つです。
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黒川作品を読み始めて間もないけど、なんと今回エッセイがまとまりました。 遡ること30年以上も昔のものも含まれていて、あとがきにも述べてあるように編集者にはたいへん感謝されております。 内容は作家になるまでのエピソードが面白おかしく描かれていて、日常生活、奥さんとの関係性もなかなか...
黒川作品を読み始めて間もないけど、なんと今回エッセイがまとまりました。 遡ること30年以上も昔のものも含まれていて、あとがきにも述べてあるように編集者にはたいへん感謝されております。 内容は作家になるまでのエピソードが面白おかしく描かれていて、日常生活、奥さんとの関係性もなかなかユニーク。 ファンでなくとも最後まで読み切れる一冊かと思います。
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