真説 老子 の商品レビュー

高橋健太郎(著者)

2024/10/14

「真説　孫子」を読んで本書へ。
謀略というよりは、本書の趣旨は、エネルギーの陰陽を活かすことを主眼に、戦略を練る。相手や世間を活かして、働かせるということ。
「無為」とは、新陰流で言うところの相手を働かせて、動かせて、活かす。自分からは仕掛けず、自然と相手が動いているように仕向ける戦略である。
本書の論を取れば、株式市場でも大きなプレーヤーは同様の戦略が取るはず。我々、小さき者は「道」の波に乗るのみ。「一般理論」を並行して読みながら。