ものがたり洋菓子店 月と私 の商品レビュー
「香りながらとろけるボンボン・ショコラ 〜月の光を宿して」 突然現れた元カノには。 想い人が長年いるというのに、その間の期間に何故関係ない人と付き合っているという情報があるのだろ。 「爽快なミントクリームとパリパリのチョコチップをしっとりとしたチョコレートのジュノワーズで重ねて...
「香りながらとろけるボンボン・ショコラ 〜月の光を宿して」 突然現れた元カノには。 想い人が長年いるというのに、その間の期間に何故関係ない人と付き合っているという情報があるのだろ。 「爽快なミントクリームとパリパリのチョコチップをしっとりとしたチョコレートのジュノワーズで重ねてゆく、チョコミントケーキ」 全種食べるための会を。 一人だと難しいことでも、同じものが好きな人同士が集まっていたら話題も盛り上がって楽しいだろうな。 「キュンと甘酸っぱいレモンピールを甘いミルクチョコレートでコーティングしたシトロネット」 好きな人に渡すために。 いくら有名な言葉だからといって、全ての人に伝わるわけがないのだから思い切っても良かったのかもな。 「薄いチョコレートを重ねたムース・オ・ショコラに、月を浮かべたショコラショーを添えて」 最後の告白をする場所。 答えが分かっていたとしても、自分の中で一区切りをつけたいとと思ったからこそ勇気をだしたのだろう。 「青春の喜びと恋の芽生えがしめやかに香る、ふわふわギモーヴ」 今までにない感情とは。 まだ名前をつけるには早熟すぎるものではあるが、頑張って渡したものが少しずつ二人を変えてくのだろ。 「ひんやり薄い砂糖の壁からあふれる、果実のゼリーに震えるパート・ド・フリュイ」 それぞれの恋の行方は。 自分の心の奥底にある感情に気付いていたけれど、それを伝える勇気がなく仕舞っていたら後悔しただろ。
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ああ、なんてしあわせな気持ちなの。 読む前は、わくわくな気持ちだったけど、 読み終わったときは、スポンジケーキにしあわせエキスがじゅわ~っと染み込んでくるようなふわふわした暖かい気持ち。 わたしも、チョコレートケーキを食べながら 月わたのしあわせを味わってしまった
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甘々で あまりにも甘すぎて 途中萎えかけたけれど やっぱり可愛い本だった スイーツも食べたくなるし いい子ちゃんぶってるレイジくんと ストーカー気質の女の子 案外 この先 進展しちゃうのかもね なーんて感じたりもして… なんだかんだ言っても 3冊も読んでしまうから やっぱり面...
甘々で あまりにも甘すぎて 途中萎えかけたけれど やっぱり可愛い本だった スイーツも食べたくなるし いい子ちゃんぶってるレイジくんと ストーカー気質の女の子 案外 この先 進展しちゃうのかもね なーんて感じたりもして… なんだかんだ言っても 3冊も読んでしまうから やっぱり面白かったんだと思う
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それぞれの恋が動き出し展開が一気に動いて良かった。 丸々一巻チョコレートの話題なので無性にチョコが食べたくなる。なぜ家に煎餅しかないのだ!ザッハトルテが食べたいよ・・・。 麦ちゃんが無事報われて良かった〜。 麦ちゃんを振り回していた分、爽馬はこれから頑張らないとね!令二、君いいや...
それぞれの恋が動き出し展開が一気に動いて良かった。 丸々一巻チョコレートの話題なので無性にチョコが食べたくなる。なぜ家に煎餅しかないのだ!ザッハトルテが食べたいよ・・・。 麦ちゃんが無事報われて良かった〜。 麦ちゃんを振り回していた分、爽馬はこれから頑張らないとね!令二、君いいやつになったよ。 今回は一作目に登場したカップルが無事ゴールインするまでしっかり話が進んだからこっちも幸せな気持ちになったな。 語部さんの友人が出てきてその恋を応援する糖花の健気なこと・・・。 語部さんがやっっと素直に思いを口にしたのできっと糖花にも伝わっているよね? 夏目漱石の粋な表現や「硝子戸の中」のお話が 出てきて実際の小説を読みたくなったな。
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今回も甘くてキュンとするお話ばかりで、洋菓子もチョコレートも美味しそうなものばかり。糖花と語部、妹の恋も進展ありで良かった!
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甘いチョコレートに甘い、または切ないエピソード。 今回もとても美味しそう。 そして糖度を増す糖花さんと語部さん。ラストはやだもー!とひとりで照れてジタバタしてしまいました。笑
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今回はバレンタインデーとホワイトデーのお話なので、チョコレートのように甘い作品でした! 文学少女がむしゃむしゃ食べたら、甘過ぎて悶絶するに違いない。読んでいて鼻血出るかと思うくらいの甘さでしたもの。 チョコレートに思いを乗せるバレンタインデー。最近では自分用にばかり買っていて、...
今回はバレンタインデーとホワイトデーのお話なので、チョコレートのように甘い作品でした! 文学少女がむしゃむしゃ食べたら、甘過ぎて悶絶するに違いない。読んでいて鼻血出るかと思うくらいの甘さでしたもの。 チョコレートに思いを乗せるバレンタインデー。最近では自分用にばかり買っていて、本命チョコなど遠い昔の話……、懐かしい青春がよみがえる。 前作までの登場人物たちの人間関係にも変化が訪れて、面白くなってきた。 それぞれの恋の行方やいかに。次作もきっと甘くて美味しい作品になることでしょう! ところで、スイーツかなり出てきたし、お店開けそうなんですけど、コラボカフェとかないですかね? あったら絶対行っちゃう。本物食べたい!
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ものがたり洋菓子店の3つ目の物語。 バレンタインがテーマの1冊で、 バレンタイン大好きな私大歓喜です(笑) 出てくるチョコレート達が今回もまた 全部美味しそうで…。 3作品目にして、発展した関係もあり 甘酸っぱい気持ちになりました。 「月が綺麗ですね」で伝える、愛してるの...
ものがたり洋菓子店の3つ目の物語。 バレンタインがテーマの1冊で、 バレンタイン大好きな私大歓喜です(笑) 出てくるチョコレート達が今回もまた 全部美味しそうで…。 3作品目にして、発展した関係もあり 甘酸っぱい気持ちになりました。 「月が綺麗ですね」で伝える、愛してるの言葉がくすぐったくて気に入りました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
令二くんは着々と小毬ちゃんとのフラグを積み立てつつあるなとニヤニヤしつつ。 今回はがっつりバレンタインとホワイトデーのお話。 語部さんの元カノ登場とのことで警戒していたら、何やら話は全く予想していなかった方向へ。 彼女、十二年も拗らせていたのか。 しかも、語部さんと糖花さんの協力を得ても届かないもどかしさ。 彼女のエピソードで「二度」泣かされるとは思わなかったよ。 届かなかったところからの展開がずるかった……! さすがバレンタインとホワイトデーの話ということで、様々な恋に進展が。 特に驚いたのは麦ちゃんの恋愛面。 まさか、まさか届くとは! ゴールした訳ではないけれど「月は綺麗ですね」のメッセージを「あの」爽馬くんがちゃんと受け止めて考えてくれただけでも大きな一歩。 しかも脈アリなホワイトデーのお返しだったし。 麦ちゃんも報われて欲しい。 他にも何だったら結婚までこぎつけたカップルもいたり、様々なカップルの様々な恋模様が拝めて胸いっぱいの3巻。 そんな彼らの光景を最後の最後で吹っ飛ばしたのが語部さんと糖花さんというね。 ……甘すぎたよー、苦い抹茶をおくれーという感じでした。 読み終えて思ったのは「覗き見してすんませんでした、あとはごゆっくりお二人さん」でした。 さすがストーリーテラー、凄かったわ……
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お菓子がとても美味しそうに紹介されているだけでなく、そこに関わる人の様々なドラマが時に切なく、優しく語られていて癒されました。結婚して36年。付き合いを始めてからは40年以上の優しい主人にもっと感謝して優しい言葉をかけなければと気付かされました。太陽ではなく日中は見えないけれどい...
お菓子がとても美味しそうに紹介されているだけでなく、そこに関わる人の様々なドラマが時に切なく、優しく語られていて癒されました。結婚して36年。付き合いを始めてからは40年以上の優しい主人にもっと感謝して優しい言葉をかけなければと気付かされました。太陽ではなく日中は見えないけれどいつも近くにいる月のように、お互い仕事がありいつも一緒にいることは出来ませんが、心の中に月のように主人を感じることにします。子供達が巣立ち、寂しくて落ち込む私にいつもまずは今日楽しく過ごそうと言ってくれる優しい主人に感謝です。 続編も望みます。ハッピーエンドな人達ばかりで、もう終わりでしょうか?
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