野ばら の商品レビュー
小川未明の悲しい名作が、あべ弘士さんの温かい絵で素晴らしい絵本になりました。現に戦争をしている国が、一刻も早く闘いをやめますように! このお話のような結果になりませんように! 祈りを込めて、この本は上梓されたのだと思います。
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重要な哲学本かもしれない。2つの国の国境にはそれぞれ1人兵隊がいる。1人は老人、1人は若者。2人の距離は縮まり、心を通わせるようになる。そして将棋で毎日楽しむ。老人が強かったが時々は若者が勝つ時も!やがて、2国はちょっとしたことから戦争になる。老人は俺の首を持っていけばお前は出世できると言い放つが、若者は戦地へ出向く。若者が突如現れ、出世した姿が!と思いきや「夢」だった。そして若者は帰ってこなかった。異国人同士、年齢差関係なく分かち合える。お互い寄り添うことで。1923年の作品、当時と想いは一緒かな?⑤↑
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