青嵐の旅人(下) の商品レビュー
下巻は池田屋事件からスタート。庶民目線の描写が、反戦を強く訴える。相容れぬ鷹林と辰之進の最期の決戦も止む無き。ヒスイや救吉が訴え続けた『戦をしない、させない』願いを守っていかねばと強く思う。
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天童作品には珍しい時代もの。 歴史に疎い自分は読み進めるのに時間がかかったが、敵味方分け隔てなく人を助けたいと願う若者の心意気が素晴らしいと思った。 ヒスイと救吉を取り巻く人々はみな優しく温かい。 読み応えのある物語だった。
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→「青嵐の旅人」と愛媛の旅 https://blog.goo.ne.jp/rekitabi/e/a130fa71fd78a7ec4eeb20836cb23b2d →愛媛・旅の記憶~「青嵐の旅人と」 https://blog.goo.ne.jp/rekitabi/e/089bcf...
→「青嵐の旅人」と愛媛の旅 https://blog.goo.ne.jp/rekitabi/e/a130fa71fd78a7ec4eeb20836cb23b2d →愛媛・旅の記憶~「青嵐の旅人と」 https://blog.goo.ne.jp/rekitabi/e/089bcf6d11973e8db2d23bafc3fa4d5b
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幕末、伊予松山藩が親藩がゆえに長州と戦う様を医療で奉仕する若者から描く。 すごく良かった。幕末を描く小説は色々あるけれど、ベストの一つ。幕末のスターが登場するのも良かった。
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伊予松山藩から見た幕末の様子、おへんろ宿「さぎのや」の兄弟ヒスイと救吉が清々しく描かれており、救吉の医療に対する心情が心打たれました。そして新選組の原田左之助の登場が物語を引き立てていました。あとヒスイの「死に恐れぬ覚悟が読める。」この言葉からしてヒスイのすごい所が強調されていま...
伊予松山藩から見た幕末の様子、おへんろ宿「さぎのや」の兄弟ヒスイと救吉が清々しく描かれており、救吉の医療に対する心情が心打たれました。そして新選組の原田左之助の登場が物語を引き立てていました。あとヒスイの「死に恐れぬ覚悟が読める。」この言葉からしてヒスイのすごい所が強調されていますね。幕末動乱の伊予松山藩から見た様子が様子がよく描かれています。よむ手が止まらず、歴史好き特に幕末好きにはたまらない物語だと思います。
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