邯鄲の島遥かなり(上) の商品レビュー
不思議な血脈の理由とか成り立ちとかが語られていくのか、と思ってたら、不思議な血脈はただそれぞれの短編の共通点なだけだった。 でも一つ一つがすごく良い。ちょっとユーモアがあって。 この先にまたイチマツは現れるのかな? 続きが楽しみ。
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上中下の上巻で700ページの超大作。時は明治維新から関東大震災を経て大正の終わりまで。ある島にイチマツという島の名家「一ノ屋」の当主が帰還した。元新撰組で大変な色男であったらしい。この男は島に幸運をもたらすとされ女性にも大人気で、別腹で計13人の子を成した。その子供たち、さらにその子供(ようするイチマツの孫)の物語かな?物語中で出てくる「くが」というのは本土のこと?題名の「邯鄲」という単語の意味もまだ分からず。物語自体がどういう方向に進むのか前情報がないため、続編を楽しみに待つ事にする。
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