組織の力学 パワーを掌る の商品レビュー

髙岡明日香(著者)

2024/10/24

リーダーや組織人にとってのパワーの使い方について，豊富な引用・参考文献と著者の経験をもとに理論と実践的な手法の両面からアプローチしています。
能力面（ハードスキル）ではなく対人面（ソフトスキル）の打ち手に焦点を当て，組織の力学を適切にマネージしながら個人の強みを発揮し影響力を行使するための方法が論じられています。

この図書は「看護管理まなびラボBooks」シリーズの1冊ですが，著者は企業の人事コンサルティングや経営学者として勤務をしている方で，医療系に特化したものではなく，組織行動論の図書として，専門分野に関わらず読めるような内容となっています。