FBI爆発物科学捜査班 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
爆弾魔やテロリストとの壮絶な闘いをユーモア(ブラック)たっぷりに記したカーク・イェーガー初となる著作。基本的な構成としては同氏が経験した事件について、その概要とどのように解決に寄与したのかを綴ったものとなっており、大きなストーリーがある訳ではない。そのため、展開がパターン化してしまっている。また、最終的に捜査がどのように解決されたのかまでは記載がない章もあり尻切れとんぼな印象も受けた。一方で、膨大な経験を積んでいることが本書から容易に想像でき、「知識は力ではない。責任だ。」という言葉には説得力があった。加えて、マッチの先を3万本採取するシーンや初対面の人から都市伝説扱いされている場面などは単純に笑った。
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