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男女最終戦争 の商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

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2025/02/04

20冊目~バッテリー泥棒より買い取り屋の方が悪い・反韓反中のブロガー商売・腐女子を食い物にするコンカフェキャスト・フェミニスト対負け組遺伝子男子~マコトもキングも年をとらず世の中だけが目まぐるしく変化。Gボーイズが絡まないと何一つ解決できないのは困るなぁ。新しい言葉の勉強になりま...

20冊目~バッテリー泥棒より買い取り屋の方が悪い・反韓反中のブロガー商売・腐女子を食い物にするコンカフェキャスト・フェミニスト対負け組遺伝子男子~マコトもキングも年をとらず世の中だけが目まぐるしく変化。Gボーイズが絡まないと何一つ解決できないのは困るなぁ。新しい言葉の勉強になります

Posted byブクログ

2025/01/22

安定の、面白さ。 一時期はどれもつまらなくて、失速してしまったなーと感じたこともあったが、失礼しました、って感じ。時代を映す短編集。 マコトもキングも健在で、どうしたってマコトは長瀬くん、キングは窪塚くんが自然に浮かんできてしまう。またそれもよし。 時代を反映した事件が起こり、...

安定の、面白さ。 一時期はどれもつまらなくて、失速してしまったなーと感じたこともあったが、失礼しました、って感じ。時代を映す短編集。 マコトもキングも健在で、どうしたってマコトは長瀬くん、キングは窪塚くんが自然に浮かんできてしまう。またそれもよし。 時代を反映した事件が起こり、マコトが解決に向けて動いていくのだが、白黒はっきりさせて大団円、とならないのが本当に好きだ。 マコトはその時、その時で一番最善を選ぶ。 それは世間一般的に清く正しいやり方じゃないこともある。 だがそれがこの世界なのだ。 清濁あって、この世界が成り立つ。 悪事を勧めているわけじゃない。 IWGPを読むといつも連想するのは、インドの古い書物、バガバットギーターだ。 ギーターでは、親族同士が争い殺しあう。そのことに悩んだアルジュナが親友であり師であるクリシュナに問いかける。 クリシュナは言う。それがあなたの役割なのだと。 人間の視座から見たら悪事で、イリーガルで、綺麗な白じゃないかも知れない。 でも、大きな視点、人智の及ばぬ視座から見たらそれが最善だったりするのだ。 マコトが生まれ育った池袋をリスペクトしまくっているのもいい。 わたしにはそんな感情がないから。 これからのマコトとキングの活躍も楽しみ。 次の発売が待ち遠しい。

Posted byブクログ

2025/01/20

私は時事ネタというか、「イマ」の犯罪の内容や傾向をIWGPで学んでいる気がします。マコトの語り口調で進められる物語、わかりやすいし、主観も入っていて好きだな(感情移入できる)。 今回の本で一番印象に残ったのは、最後の『男女最終戦争』に出てきた佐倉という女性。過去の辛い体験を乗り...

私は時事ネタというか、「イマ」の犯罪の内容や傾向をIWGPで学んでいる気がします。マコトの語り口調で進められる物語、わかりやすいし、主観も入っていて好きだな(感情移入できる)。 今回の本で一番印象に残ったのは、最後の『男女最終戦争』に出てきた佐倉という女性。過去の辛い体験を乗り越える覚悟を決めた時が格好良かったです。 でも本当は、「男が」とか「女が」とかじゃないんですよね。憎むべきは卑劣なことをした個人。なのに、性別に振り回される世の中ってなんだかなー・・・。 平和って遠いですね。

Posted byブクログ

2025/01/18

安定安心の池袋ウエストゲートパーク。 お決まりの展開に、時事問題が絡んで、誰も死なないのもいい。 マコトのお気に入りの町中華のお店が美味しそうだった。

Posted byブクログ

2025/01/18

シリーズの最初からずっと読んでいるが、なんと20作目。実に感慨深い。 池袋シリーズのおもしろさは、その時代ごとのホットなトピック(時事ネタとでもいえばいいだろうか)をテーマにしてエピソードが書かれていることだ。今回の20作目では、自転車のバッテリー盗難ビジネスや、フェミニストへ...

シリーズの最初からずっと読んでいるが、なんと20作目。実に感慨深い。 池袋シリーズのおもしろさは、その時代ごとのホットなトピック(時事ネタとでもいえばいいだろうか)をテーマにしてエピソードが書かれていることだ。今回の20作目では、自転車のバッテリー盗難ビジネスや、フェミニストへのアシッドアタックが描かれている。 石田衣良のよさは、決して難しい言葉を使わずに、軽快なリズムで書かれているところだ。漢字をひらく割合も絶妙にちょうどよく、とにかく読みやすい。まあ、僕が20年以上も石田衣良を読み続けてきて、目が慣れているせいもあるかもしれないけど。

Posted byブクログ

2025/01/14

登場人物はマコト、キング、ゼロワンとお馴染み、題材は、バッテリー盗難やフェイクニュースと現代の社会問題。 飽きそうで飽きない。私には読みやすく引き込まれる。ずっと続いて欲しい作品。

Posted byブクログ

2025/01/14

西池袋バッテリーブギ 高校生のバッテリー泥棒。でもアツい友情。 目白フェイクニュースライター 低俗な愛国ブログと本気のバカ 乙女ロード文豪倶楽部 これも一種の推し活? 男女最終戦争 時代はフェミニズムの極地なのかもしれない。 時代を写したシーズン20作。ここまで追いついて...

西池袋バッテリーブギ 高校生のバッテリー泥棒。でもアツい友情。 目白フェイクニュースライター 低俗な愛国ブログと本気のバカ 乙女ロード文豪倶楽部 これも一種の推し活? 男女最終戦争 時代はフェミニズムの極地なのかもしれない。 時代を写したシーズン20作。ここまで追いついてくると現代を反映しててやはりリアルタイム感が増していい。最新作まで読み終えてしまった寂しさも同じくらいあるけど。

Posted byブクログ

2025/01/11

やっぱりドラマのイメージ強くて 長瀬くんや窪塚くん、吉岡(きたろう) リツコさん…!が目に浮かぶけど あっさり読めるしやっぱり好きだな マコトが演技してて、それをタカシが 見てて茶化す所が一番面白かった タカシってなんだかんだでマコト大好きよね

Posted byブクログ

2024/12/31

このシリーズもついに20巻となった。池袋の景色や社会・世情は変わる。登場する真島誠たちは年も変わらずサザエさん状態。どうしても長瀬智也の顔が浮かんでしまう。 タイトル作品のほか、3篇。西池袋バッテリーブキ、目白フェイクニュース・ライター、乙女ロード文豪倶楽部。 どれも現代に蔓延る...

このシリーズもついに20巻となった。池袋の景色や社会・世情は変わる。登場する真島誠たちは年も変わらずサザエさん状態。どうしても長瀬智也の顔が浮かんでしまう。 タイトル作品のほか、3篇。西池袋バッテリーブキ、目白フェイクニュース・ライター、乙女ロード文豪倶楽部。 どれも現代に蔓延る社会問題を解決していく様は、一読みさせられてしまう。2024年最後の読書を本棚に❗️

Posted byブクログ

2024/11/28

IWGPシリーズ、ついに、第20弾!おお~XXって20だ?とびっくり。4つの短編集です。 いやあ~、やっぱり安定の面白さ!気持ちよく読み切りました。 石田衣良さんの文って、本当にシンプルなのに的確で、私が好きな「難しいことを、やさしい言葉で書く」という作家さんです。(ちなみに、...

IWGPシリーズ、ついに、第20弾!おお~XXって20だ?とびっくり。4つの短編集です。 いやあ~、やっぱり安定の面白さ!気持ちよく読み切りました。 石田衣良さんの文って、本当にシンプルなのに的確で、私が好きな「難しいことを、やさしい言葉で書く」という作家さんです。(ちなみに、一番ツマラナイのは、難しいことを難しい言葉で書く、ってのね・笑) タカシも変わらずクールで無敵。(武闘的に強すぎるけど)マコトのお母さんも昭和の肝っ玉母さんでなんか嬉しい。そして、なんといっても、魅力的なのは、やっぱり語り手のマコト。ああ~~私が30年・・・それじゃマコトに悪いか?(笑)35年若かったら、マコトと付き合いたいなあ~と思うくらい、いい男なのだよ、相変わらず。こういうバランスの良い男子って本当に素敵だ。 今作も、まさに時代(いま)を切り取った感じの4篇。どれも面白いけど、やはり一番読み応えがあるのは、表題作の「男女最終戦争」。被害にあった女性の告白場面は、涙が滲みました。 生きていくのは誰だって大変。程度の差こそあれ、長く生きてれば、人間辛いことはいっぱりある。 でもね、それを関係ない他人のせいにしちゃダメだよね・・・そんなこと考えながら読んでました。 ちなみに、この短編、私の予想が良い方に外れて、ラストは爽やかな気持ちで読み終えました。 印象に残ったところ、いっぱいあるけど、少し。 ーーーーー ここにいるマコトは高校時代、入院したおれのおふくろのところに毎日のように見舞いにきてくれた。自分の店の果物をもってな。おふくろは残念ながら助からなかったが、おれはマコトには言葉で尽くせないほど感謝してる。だから、こいつは今もおれのとなりにいる。 やつは見た目は上品だが、人間が下品だ。 誰もが正しいことばかり書いていたら、世界が息苦しくなる。 ちょっと儲けて、ちょっと損をして、結果ほんのすこしだけ浮いてればいい。 いつだって汚れて、負けて、ズタボロになってから、ほんとの勝負は始まるものだ。 二十一世紀になって、男だけで社会を回していく今のやりかたじゃあ、もう無理なんじゃないのかね。年寄りの政治家は、おばさんに席を譲ったほうがいいんだよ。 確かに、二百年か三百年後、日本人がひとりもいなくなるって、ほんとうかもしれない。 ーーーーー 以前トークショーでお会いしてツーショットも撮ってもらえた、石田衣良さん。予想通り素敵な方でした。私より年下?と思ってたけど、再チェックしたら、ちょっと年上。 IWGPシリーズは、最初の2作(かな?)は文庫で、その後はずっとハードカバー買ってます。何作まで続くかなあ~?私が生きてる間はずっと続いて欲しいなあ~と思うのでした。

Posted byブクログ