産婆のタネ の商品レビュー
江戸時代と比較にはならないが、現在でもお産は危険を伴うもの。 死も覚悟しなくてはならない頃のお産に、手を尽くし頑張る産婆さんに、自分もなりたいと精進するお亀久の奮闘記。 今はタネだけど、きっと芽が出て育っていくのだろうと、続編が楽しみ。
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裕福な札差の娘お紀久は6年前にかどわかしにあい、助けてくれた人が斬られてしまってから男と血が苦手になり引きこもりに。 その後、許嫁が山で死んでしまい、身を投げようとするが、許嫁の弟に止められ、さらに命の大切さを学ばせようと母に連れていかれたのは、産婆のタネのところだった。そこから...
裕福な札差の娘お紀久は6年前にかどわかしにあい、助けてくれた人が斬られてしまってから男と血が苦手になり引きこもりに。 その後、許嫁が山で死んでしまい、身を投げようとするが、許嫁の弟に止められ、さらに命の大切さを学ばせようと母に連れていかれたのは、産婆のタネのところだった。そこから産婆を目指すことになり、色々なお産に立ち会いながら成長していく。この時代は女は後継を産むために存在するという考えが広まっていて女性はとても生きづらそうだな…。
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