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小さき王たち(第一部) の商品レビュー

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2024/11/09

衆議院議員選挙が迫る1971年12月。 東日新聞新潟支局記者・高樹治郎と幼なじみの田岡総司は、新潟で再会した。 田岡は父である民自党政調会長・田岡一郎の私設秘書となっていた。 田岡は、民自党候補者・本間の当選のために、裏で動く… 本間陣営での選挙違反の情報を手にした高樹は、ス...

衆議院議員選挙が迫る1971年12月。 東日新聞新潟支局記者・高樹治郎と幼なじみの田岡総司は、新潟で再会した。 田岡は父である民自党政調会長・田岡一郎の私設秘書となっていた。 田岡は、民自党候補者・本間の当選のために、裏で動く… 本間陣営での選挙違反の情報を手にした高樹は、スクープを狙い、奔走する… 不正を許さないという正義感の強い高樹。 総理大臣になるという野心に燃える田岡。 幼なじみで友達だった2人の戦いが始まる。 高度成長期の選挙はどこでも現金がばら撒かれていたんだろう、普通に。 田岡のやっていることが正しいとは思わないが。 高樹が正義であることには間違いない。 隆子の父・阿部貢は、高樹が不正を記事にしたことに『新潟を潰すつもりか!』激昂、隆子との交際を禁じた。 高樹の立場を理解できる人かと思ったが… 隆子が高樹の元に… 隆子が高樹の正義を理解し、寄り添うことを決めたことに安堵した。 高樹と田岡、2人の闘いはどうなっていくのか… 正義が勝つのか… 正義が勝たなければならないのだが… まだまだ続く。 先は長い…

Posted byブクログ

2024/11/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

堂場先生の経験がしているからなのか リアリティがあって面白い 幼馴染から 『事実』を書く新聞記者と 『総理大臣になる』私設秘書へと成長して 2人の感情の揺れ動く様子と取り巻く環境が対比のようで面白い 堂場先生の作品の焦土の刑事を思い出させる感じがした

Posted byブクログ