対談集 ららら星のかなた の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
90代と60代の詩人ふたりの対談集 ここだけの話って感じがとても良かったです。 詩を書こうと思っても、ことばを発した瞬間から真実とか現実から離れてしまう。そのジレンマを生きているのが詩人だと谷川俊太郎さんは言います。 「現実というものは、ことばでは表現できなくて、全身で受け取るものであって、全身で働きかける対象でしょう。それを今、現代人は特にしないよね、みんな」 あぁ、すみません、って感じ
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今年のベストではないだろうか。 好きな人ベスト10に入る2人の対談だから、期待はしてたけど、それにしてもこんなに夢中になるとは思わなかったなあ。装丁も地味だし笑 読んでよかった。ずっと持っていよう。時々読み返そう。 こんなに全部話してくれてありがとうございます、と2人にお礼を...
今年のベストではないだろうか。 好きな人ベスト10に入る2人の対談だから、期待はしてたけど、それにしてもこんなに夢中になるとは思わなかったなあ。装丁も地味だし笑 読んでよかった。ずっと持っていよう。時々読み返そう。 こんなに全部話してくれてありがとうございます、と2人にお礼を言いたいくらい。肩に力入ってないんだもん。全部出しても惜しくもなんともないんだよね。カッコつけないし。ホント面白かったなあ。 大きな秘密があること、も話してくれたし。大嘘をついて生きることに対する二人の会話もスリリング。 自分は傲慢だということに小学生の時に気づいた谷川さんの自己分析もすこぶる面白い。 こういうふうに質問すれば、「エゴの薄い」谷川さんはそのまま何でも答えてくれるのね。 伊藤比呂美が見栄を張らずに全身でぶつかるからこそ。 比呂美さん、谷川さんに惚れてるのがダダ漏れ笑 それを隠さないのがまた伊藤比呂美。 伊藤比呂美、ほんと好き! こんなに核心に迫る対談読んだことない。 この対談すごいです。
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