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大樹館の幻想 の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2024/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

未来の並行世界にいる胎児と対話しながら、事件の解決を図るヒロイン。 斬新かもしれないが…… 私にはややこしかった。

Posted byブクログ

2024/10/27

仄暗い幻想のような雰囲気がずっと好きだったし、随所随所で色んなことが分かっていくのが楽しくて駆け抜けるように読み切ることが出来た。 トリックの考察パートに自分の頭が追いつかずあまり物語に入っていくことが出来なかったのだけ悔しいけど登場人物が魅力的で面白かった

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2024/10/26

ファンタジーだけど、推理部部は本格的で楽しめた。探偵の役割を主人公のお腹の中の胎児が担うって、結構奇想天外だけど、主人公が淡々としている分、そこまで違和感なく受け入れられたかな。 それにしても胎児の父親はあの人ってことでいいのかしら⁇だから、あんな賭けを息子に⁇

Posted byブクログ

2024/10/19

読んでいる間中、いろんなものの境界が曖昧でずっとフワフワとした不思議な感覚だった。まさに幻想のような作品。

Posted byブクログ

2024/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半、なぜかなかなか進まず、 半分を過ぎたあたりから一気読み。 学生時代読み漁ってた乙一さんが館ものを書いたと聞いてわくわくしながら読みました。 設定がおもしろい。 ずっといろんなことを疑いながら読んだせいで、犯人が後半明かしたトリックにちょっと疑いをもちつつ(笑) ミステリ要素だけでなく、パラレルワールドの面白さ、それによる犯人と被害者、結末の違い、物理マジック(というのか知らないけれども)、なにより館自体がとても魅力的で、本当にその屋敷にいるような幻想に包まれた。 私の読みが浅いんだろうけども、 結局誰が父親だったのか? 思い当たる『7月末』は、ご主人様と月郎が不在の時のクリームシチューの出来事。ファンタジーでいえばご主人様が書き連ねた物語と活字が父親だし、そうでなければ普通にご主人様か??でも不在って敢えて書いているからなぁ……うーん? もうすこし考察巡りしてこよう

Posted byブクログ

2024/10/13

面白かった! さすが乙一さん。まだレビューの数が揃ってないせいだと思うが評価の低さに驚く。乙一さんらしさを期待していたけどパンチが足りなかった…という感じかもしれないな。 小説としては十分素晴らしくて、例えばこれがAさんの作品として読んだら⭐︎5つだけど、乙一さんの作品として読む...

面白かった! さすが乙一さん。まだレビューの数が揃ってないせいだと思うが評価の低さに驚く。乙一さんらしさを期待していたけどパンチが足りなかった…という感じかもしれないな。 小説としては十分素晴らしくて、例えばこれがAさんの作品として読んだら⭐︎5つだけど、乙一さんの作品として読むと⭐︎2つだな…という感じは確かにある。特に乙一さんの中の人は、3つの外側を持っているから読者は余計にそんなふうに感じやすいのだろうな。 私はミステリとしてちゃんと楽しめた。映像化して欲しい作品だった。(好きな話でも映像化して欲しいものと絶対しないで欲しいものに分かれるな。今回は前者で!)

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2024/10/13

乙一先生初の館ミステリー。 聞こえてくる胎児の声を頼りに謎解きが進むという斬新な設定がとても魅力的な作品。

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2024/09/28

久々に乙一さんの作品を読みました。 『ベースは乙一、ほんのり山白朝子風味』って感じでしょうか。 初の館もの、不思議な館を描いてくださいました。 私の想像力では想像しきれないくらい入り組んでました。笑 密室の謎・犯人当て・陸の孤島感に加えて色んな推察が出てきて多重解決っぽさもあり...

久々に乙一さんの作品を読みました。 『ベースは乙一、ほんのり山白朝子風味』って感じでしょうか。 初の館もの、不思議な館を描いてくださいました。 私の想像力では想像しきれないくらい入り組んでました。笑 密室の謎・犯人当て・陸の孤島感に加えて色んな推察が出てきて多重解決っぽさもあり、しかもそれを時空を超えてパラレルワールドにいる息子(胎児)と対話しながら推理してたら館には火が迫って…って要素てんこ盛り!なんですが、登場人物を極限まで減らしてるからか、ごちゃごちゃせず読めました。 今回の脳内キャスティングは 穂村時鳥•••浜辺美波さん 冬夜•••向井理さん 彗星•••竹内涼真さん 月郎•••板垣李光人さん 泉•••上戸彩さん 御主人様•••小日向文世さん って感じでした。 他ははっきりイメージせず読んでました。 ↓↓↓↓↓⚠️ちょっとネタバレ⚠️↓↓↓↓↓ 個人的には単純な殺意じゃない殺人ってところも好きポイントでした。序盤で犯人は絞れるけど、動機とかどうやって実行したかとかははっきりさせて、でもダラダラ心情を書くんじゃなくて、そこはサラッと淡々と。この温度感が乙一ここにありって感じで、やっぱり好きだなって思いました。 人物がそれぞれ現実離れしてる割にちゃんと魅力的なのも良かった。 そういえば、いちばん最後のあの描写があったってことは、賭けは御主人様の勝ちってことなんでしょうかね?

Posted byブクログ