50歳からはこんなふうに の商品レビュー
50歳を過ぎて、棘がなくなって、丸くなった松浦弥太郎氏の、ふんわりとした老前、老後生活といってもいい本。 無気力に対処する。まずは、このモラトリアムをどうするか。こういう時を感じている人をたくさん見てきた。優秀と言われている人は、こうしたモラトリアム時期にも、全く速度を落とすこと...
50歳を過ぎて、棘がなくなって、丸くなった松浦弥太郎氏の、ふんわりとした老前、老後生活といってもいい本。 無気力に対処する。まずは、このモラトリアムをどうするか。こういう時を感じている人をたくさん見てきた。優秀と言われている人は、こうしたモラトリアム時期にも、全く速度を落とすことなく走っている。この違いはよくわからないが、仕事というより仕事にまつわる何か、優越感とか仕事を完遂した時の高揚感とか、なんかそんな小さいものでないといいのだけれど、そうしたものがエナジーになっている。そうではない人、冷静に自分を見つめている人は、今こんなことやっていてどういう意味があるのか、と考え始める。そういう時こそ、Todoリストで何も考えずに実行していくというソリューションが書いてある。 しがらみを断つこと、それなりでいいという達観を持つこと、そしてなんだってできずぞ、ついでにお金もあるぞ、最高じゃないか50歳。そういうメッセージをもっともっと大人が持っていくと、いい社会になるのかもしれない。
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50代半ば。都会→田舎へ移り、全く違う仕事につき。 いろいろある中で、自分では満足しているけれど、「これでいいんだっけ?」って思うところ、他の方の考え・生き方に触れられて、安心したところがありました。
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- ネタバレ
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20240927 50歳になったら自分の物語をはじめよう。 まるで10歳のように大人こそ無邪気に生きよう。 プロジェクトをはじめる。 行き詰まったら行動の量を増やす。 移動の距離は感動の量を増やす。 高級感より清潔感。 セルフケアとしての読書。 お金はちょっと足らないぐらいが丁度良い。 など、大いに共感できる内容ばかり。 自身、50歳を過ぎた今まで、世間の常識、体裁をきにしながら、家族のために自分を殺して頑張り過ぎている事にふと気付かされた。 これからは二度目の人生を遠慮せず、好きな事を楽しくやっても良いんだと心が解放された。
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