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弱小チーム出身の僕がプロ野球で活躍できた理由 の商品レビュー

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2024/12/05

タイトルが興味深かったので、読んでみました。 著者の聖澤選手は、楽天の元プロ野球選手。 自分は名前くらいは知っていた程度の認知でしたが、 特に強豪校出身でもなく、 野球エリートだったわけでもなく、 そこからプロ野球選手になったという中々のすごい人。 そんな著者の半生が垣間見れる良...

タイトルが興味深かったので、読んでみました。 著者の聖澤選手は、楽天の元プロ野球選手。 自分は名前くらいは知っていた程度の認知でしたが、 特に強豪校出身でもなく、 野球エリートだったわけでもなく、 そこからプロ野球選手になったという中々のすごい人。 そんな著者の半生が垣間見れる良書です。 前半部分のプロになるまでの話は、 特に読みごたえがあって、勉強にもなります。 子供がもう少し大きくなったら、 読ませてみたいと思わされるような素晴らしい出来。 著者は弱小チームにいたものの、 自分なりに工夫して練習し、うまくなってきたタイプの人。 大学では強豪校にようやく入れますが、 甲子園常連校出身の同級生のライバルよりも、 (入学時スキル面では劣っていたとしても) 自分の頭で考え工夫するという点では優っていた様子で、 どんどん上達しついにはキャプテンにまでなります。 自分の頭で考えて、上手になることが ここまで大事になってくるとは驚きです。 何事にも「環境」が大事とはいうものの、 この本を読めば、「環境」は必要十分な要素ではないことが理解できます。 プロ野球に入ってからのレギュラー取りまでのプロセスも 非常に参考になりますし、 一方で中堅に差し掛かってからの競争の激しさや メンタルの維持についても考えさせられました。 某サッカー選手が「結局、最後はメンタル」と 言っていた意味がよく分かります。 野球に限らず、どんなスポーツであれ プロを目指す人にはとても参考になる本かと思います。

Posted byブクログ

2024/11/21

あれだけの成績を残していた選手が中高はほぼ無名だったことに驚いた 1から10まで教えてくれる指導者が居なくても、きちんと自己分析を行って足りないものを練習で補えば自ずと力は付いてくる 自分のセールスポイントをよく理解しているのも大切 野球に限らず仕事や勉強でも言える 晩年は思う...

あれだけの成績を残していた選手が中高はほぼ無名だったことに驚いた 1から10まで教えてくれる指導者が居なくても、きちんと自己分析を行って足りないものを練習で補えば自ずと力は付いてくる 自分のセールスポイントをよく理解しているのも大切 野球に限らず仕事や勉強でも言える 晩年は思うように行かなかったけど、 そんな苦労も含めてジュニアの子たちの経験になりそうなので指導者としての彼を引き続き応援したい

Posted byブクログ

2024/10/22

"どうしたらうまくなれるだろうか?" この言葉が一番胸に刺さった。 高校野球やってる頃、39歳宅建の勉強してるときに本気で想った言葉。 自分で自分を律する事。 環境が良い、良い監督がいる、コーチがいるなどで全てを終わらせていないか。 どこへいってもいきつくと...

"どうしたらうまくなれるだろうか?" この言葉が一番胸に刺さった。 高校野球やってる頃、39歳宅建の勉強してるときに本気で想った言葉。 自分で自分を律する事。 環境が良い、良い監督がいる、コーチがいるなどで全てを終わらせていないか。 どこへいってもいきつくところはセルフマネジメントは自分でしなければならない。 自分で分析し考えた答えは強い。 その為に他力ではなく自己分析し、客観的に考え 自らをコーチングしなければならない。 本当にやりたい事、なりたいのか。 その為には今、何をしなければならないのか。 練習も考えない練習は時間が過ぎるだけ どれだけ本番、なりたい自分ををイメージして行うかが大切。 感謝の気持ちを忘れない。 環境、人のせいにするのは全て言い訳 結局自分は何をしたいのか、どうなりたいのか を強く考えさせられる本だった。

Posted byブクログ