赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。 の商品レビュー
このシリーズは着眼点が面白いが、ミステリーとしては平易なものだと感じている。 ただ、表現を紐解いてみると面白い。 嘘にはたくさんの種類がある。虚偽と誤認、すなわち騙しと勘違い、どちらも事実と異なることを言っている。虚偽は事実と知っていながら言う嘘で、勘違いは悪気なく間違った事を言...
このシリーズは着眼点が面白いが、ミステリーとしては平易なものだと感じている。 ただ、表現を紐解いてみると面白い。 嘘にはたくさんの種類がある。虚偽と誤認、すなわち騙しと勘違い、どちらも事実と異なることを言っている。虚偽は事実と知っていながら言う嘘で、勘違いは悪気なく間違った事を言う。 決算短信を読んでいると時々虚偽がある事を開示されていることがある。間違っていると気づいて修正していないと言う意味なのだろう。 今回はピノキオとの出会いから始まり、ピノキオと共に白雪姫、ブレーメンの音楽隊、三匹の子豚と殺人事件の解明をしながら、目的地へ進む。 思わぬ犯人が浮き彫りになるストーリーは面白い発想だった。
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昔話のオマージュで読みやすい。 ピノキオが可愛い。 謎解きありの童話を読んでいるよう。昔話にでてくるキャラクターがそのイメージとは違う性格なところが驚きありでおもしろい。
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赤ずきんのミステリー第二弾 所謂、特殊設定ミステリー 謎解き自体は可もなく不可もなく ピノキオをはじめ、白雪姫、プレーメンの音楽隊、ハーメルンの笛吹き、三匹の子豚の面々が物語に登場 グリム兄弟やアンデルセンの童話は民話伝承を構築し直したものなのに、そこに明確な原作者のいるピノッキ...
赤ずきんのミステリー第二弾 所謂、特殊設定ミステリー 謎解き自体は可もなく不可もなく ピノキオをはじめ、白雪姫、プレーメンの音楽隊、ハーメルンの笛吹き、三匹の子豚の面々が物語に登場 グリム兄弟やアンデルセンの童話は民話伝承を構築し直したものなのに、そこに明確な原作者のいるピノッキオが違和感なく並んでいるのは凄いことなのではないかと思った
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以前読んだ赤ずきんシリーズの2作目 今回も名前を覚えるのが苦手な分童話のキャラクターに助けられた 3つめのハーメルンの話には胸がギュットした
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赤ずきん、ちゃんと呼ぶには礼を失する明晰さを持ち合わせる少女。今回も健在な観察眼と洞察力です。 白雪姫がそんなことを?考え、従順な小人たちがあらら。悪者のはずの魔女は料理が下手とは、親近感すら抱く。善悪が目まぐるしく入れ替わり、優しいはずのキャラクターが怖くもなる。そのギャッ...
赤ずきん、ちゃんと呼ぶには礼を失する明晰さを持ち合わせる少女。今回も健在な観察眼と洞察力です。 白雪姫がそんなことを?考え、従順な小人たちがあらら。悪者のはずの魔女は料理が下手とは、親近感すら抱く。善悪が目まぐるしく入れ替わり、優しいはずのキャラクターが怖くもなる。そのギャップについ可笑しさを感じて先が次々と気になる。 犯行の手段を思い返すと、どれも残虐で狡猾な事件の類に入ると思う。その当事者が人間であればの話である。題名に登場するキャラクターについても、はなからバラバラにされたり、一瞬で踏み潰される程の小動物になったり変幻自在の扱いである。それが故に悪事を暴く状況を作り出すのも良くできた設定だと思った。 青柳さんのキャラ設定は奇抜だっりイメージとのギャップがあったりで、各々のキャラはいずれも期待を抱くものばかりで楽しませて頂いている。浜村渚シリーズも待っています。
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童話とミステリーの融合。第二弾も赤ずきんちゃんがサクサクと謎を解決していく様子に、モヤモヤがスッキリ!懐かしの童話の登場人物が勢揃いで、ワクワクしちゃいました。ピノキオが愛おしかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回も面白かった!! やっぱり賢い女の子が主人公の物語は最高! ハーメルンの最終審判は悲しかった。 原作でも、村を救ってもらったのに約束を破った村の大人たちが悪いじゃん。 流石に罪のない子どもたちを巻き込むのは良くないけど。 白雪姫が赤ずきんのことをブス呼ばわりしていたけど、いやいやあの橋本環奈さんが演じていますからね〜実写版だと世界一の美少女ですよと思ったりした。
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