臨床心理学(143 24-5) の商品レビュー
【目次】 1.総論 臨床的時間論-生きた時間の回復と治癒(森岡正芳) 2.臨床の時間論的転回-臨床の〈現場〉で起きていること 「深い関係性(relational depth)」と時間(中田行重) 「素の時間」の現在の臨床的効果について(三脇康生) 支援現場における交わらな...
【目次】 1.総論 臨床的時間論-生きた時間の回復と治癒(森岡正芳) 2.臨床の時間論的転回-臨床の〈現場〉で起きていること 「深い関係性(relational depth)」と時間(中田行重) 「素の時間」の現在の臨床的効果について(三脇康生) 支援現場における交わらないリズム(村上靖彦) 3.臨床と時熟-クライエントとの〈あいだ〉に起きていること 風景更生法に通底する風景巡礼の時間(坂中尚哉) 「わからないこと」が育む時間-キンダーカウンセリングでの出会いから(森岡理恵子) 不登校の臨床から時間を見る(草野直子) 時に訪れる支援の姿-離島カウンセリング(楠本和歌子) 地域精神医療・支援における時間と偶然-施設と地域でみられる「素の時間」の異同に着目して(高木俊介) 身体の時間を取り戻す-トラウマ,解離,自傷,摂食症(野間俊一) ダイナミズムとシンクロニシティ-ひきこもりとデス・ドライブ(死の欲動)と精神分析(加藤隆弘) あたかも時が止まった人-社会的処方=福祉的ケア(山本智子) その人の生が浮かび上がる瞬間-法務施設にて(松本佳久子) 「なじみの関係」が生み出すE系列の時間-認知症と有するいちさん(仮名)との会話(田崎みどり)
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