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感情の海を泳ぎ、言葉と出会う の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/11/26

心に染み入る文章がそこかしこに。 残しておきたい出来事を、言葉で書くことで、 空気丸ごと残しておきたいという気合い感じる文章。 1ページを何往復もしてしまう。 物書きとはこういう人のことを言うんだなぁと深く感じる。

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2024/11/11

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1855937446321783091?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

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2024/10/19

学者肌でお堅い感じのする筆者が、『スキップとローファー』を愛読しているという点に驚いた。 私たちが見逃している日常の些細なことを少し違う角度から優しい目線で解釈するエッセイ集とでも言おうか。 とにかく言葉使いが丁寧で綺麗。だがそれに物足りない人もいるだろう。文章術としての側面...

学者肌でお堅い感じのする筆者が、『スキップとローファー』を愛読しているという点に驚いた。 私たちが見逃している日常の些細なことを少し違う角度から優しい目線で解釈するエッセイ集とでも言おうか。 とにかく言葉使いが丁寧で綺麗。だがそれに物足りない人もいるだろう。文章術としての側面は全くない。

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2024/10/19

苦しくてつらい状況に巻き込まれてしまった時、忙しすぎて心を失いそうになった時、不安で頭がいっぱいで何も手に付かない時、誰かの都合や機嫌を気遣いすぎて疲れた時、社会や世間に合わせるのがしんどくなった時・・・・・そうした時に、水面から顔を上げて、大きく息を吸うようにして、自分で自分を...

苦しくてつらい状況に巻き込まれてしまった時、忙しすぎて心を失いそうになった時、不安で頭がいっぱいで何も手に付かない時、誰かの都合や機嫌を気遣いすぎて疲れた時、社会や世間に合わせるのがしんどくなった時・・・・・そうした時に、水面から顔を上げて、大きく息を吸うようにして、自分で自分を確かめたくなることがある。 自分はこういうことが好きだったんだとか、自分はこういうことに傷つくんだったとか、自分はこうしたことが嬉しいんだったとか、そうそう自分はこういう人間だったんだとか、自分は今日こういうことをしたんだとか、自分にはこうした思い出があったんだとかーこうした些細な再確認が、生きていると時々、必要になる。 その日その日の暮らしを積み重ねて、その瞬間その瞬間を何とか生きていると、こんな世細なことも忘れてしまったり、なくしてしまったり、奪われてしまったりする。 そうした時、言葉を綴ることが、小さな息継ぎになることがある。

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2024/10/04

とはいえ、を重ねながら綴る 急須のお茶を飲みきるまでに 何者かでありすぎて、自分以外ではない 押し込められた声を聞くことができるか やさしい言葉 書いた気がしない本 憧れる言葉 羨ましい読まれ方 遠くの場所で言葉が重なる 伸ばせたかもしれない翼を語る 時々こうして言葉にしておく ...

とはいえ、を重ねながら綴る 急須のお茶を飲みきるまでに 何者かでありすぎて、自分以外ではない 押し込められた声を聞くことができるか やさしい言葉 書いた気がしない本 憧れる言葉 羨ましい読まれ方 遠くの場所で言葉が重なる 伸ばせたかもしれない翼を語る 時々こうして言葉にしておく 感情の海を泳ぐ 生きられた世界に潜る ずれた言葉の隙間を埋める 心の在処を表現する 世界を殴る 何かするとは、何かすること 自分がやるしかない証明作業 言葉にこまる日のこと 子どもと生きる 「仕方がない」が積もった場所で 「分かってもらえない」を分かち合いたい 下駄を履いて余力を削る 文章と晩ごはん

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2024/09/26

寝る前に毎日少しずつ読んだ。 書かれている事は切実な思いが多いけど、どこか柔らかい。優しい。 こんな文章がかけたらいい。

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2024/09/04

感想 機械がどれだけ学習しても。再現できない人間の独自性。言葉の裏にある絡み合う感情。そこが面倒でもある。だけど人生の楽しさもそこにある。

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