京都・崇徳院伝説の殺人 新装版 の商品レビュー
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2024/9/18読了 『新・日本の七不思議』で仲良くなっていた宮田と静香。一体何があったんだ? という約10年前の初読時の疑問の答えが此処にあった。 歴史の新説は、崇徳院と西行の関係性くらい。そこから長編一本分にストーリーを膨らませたのが凄いと思うが、あの“計画”はちょっと杜撰な感じで、上手く行くとは思えなかった。なにより解せないのが、『新・世界の七不思議』('05年)で、ハートマン教授から京都行きのチケットを貰った二人が、いざ京都に向えば、世の中にはスマートフォンやツイッターが普及して、大河ドラマ『平清盛』('12年)の話をしていたこと。時間経過が『日本書紀』以上に無茶苦茶になってませんか?
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