しばらくあかちゃんになりますので の商品レビュー
しばらく赤ちゃんになりたーーーい! えーん。だれかー、ごはん作ってよーーー。ごろーん。 5歳の娘に叱られた。 「ちょっと!ママは大きすぎて抱っこできないから、赤ちゃんはダメー!」 もう赤ちゃんじゃないんだから、抱っこできないよ? 赤ちゃんじゃないんだから、これくらいで泣かない...
しばらく赤ちゃんになりたーーーい! えーん。だれかー、ごはん作ってよーーー。ごろーん。 5歳の娘に叱られた。 「ちょっと!ママは大きすぎて抱っこできないから、赤ちゃんはダメー!」 もう赤ちゃんじゃないんだから、抱っこできないよ? 赤ちゃんじゃないんだから、これくらいで泣かないよ? 娘にそう言って育ててきてしまった。ごめんね…。 困ってるから泣いてるんだよね。 助けて欲しいから泣いてるんだよね。 おでこにコケシが降ってきて、大泣きするママに赤ちゃんがぎゅーっとするページ。かわいすぎて泣きそうになった。 娘はこのページで大爆笑である。笑ってる場合じゃないと思うよ、これけっこう痛いと思うよ。そうお伝えすると、何か言いたそうな神妙な顔つきである。何も言わないのがかえってコワイ。「ママだって、助けてくれないじゃん」と言いたげな感じを察する。これから気をつけます…。 3歳の息子は、赤ちゃんタイムのページで「カタカタやりたい」と言う。好きだったねー、押し車の歩行器。支援センターで見つけるとやってたねー。大きくなったな…。あっと言う間だったな…。 二人ともついこの前まで「あーー」とか「うーー」とか言ってるだけの赤ちゃんだった。今は何が嫌で泣いているのか、言語化できるようになってきた。言語化、めっちゃ大事!と思っていたところだったけど、私もうまく言えないモヤモヤをうまく言語化できないことは本当に多い。 「あーー」「うーー」って言いながらごろーんと寝転んで、たまには赤ちゃんになるのも楽しいね。 そんなことをしながら、目に入ってきたティッシュを無心に引っ張りだしたい衝動に駆られる。トイレットペーパーをガラガラとひたすら引き出したい衝動に駆られる。 娘が赤ちゃんのとき、付箋を1枚1枚はがされてリビングが水色の付箋で湖みたいになってたことがあったな…。 息子が赤ちゃんのとき、ティッシュをビリビリにしたもので、リビングが雪景色みたいになったことがあったな…。 いずれもお昼寝を私も一緒にしてしまって、気付いたら子どものほうが先に起きていて…ちんまりとおすわりして、振り返ってニターーーと笑ってて…あの顔…軽くホラーだったな…。 そんなことを思い出して、ティッシュもトイレットペーパーもやってもいいけど、結局片付けるのは私…さすがにやめておこう。 ヨシタケシンスケの本は10冊以上うちにあるけど、これは買うほどでもないかな…子どもたちのウケもあまり良くないし、ちょっとシュールすぎる…ということで星は3つ。
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皆さんのレビューで気になり、図書館で予約しました。2週間程待ちました。 クスッと笑えたり、共感できたり、えっ・・・となったり。 何事にも疲れた時は、甘えたり休憩したり発散して良いですよー しましょう〜!! と言ってもらったように感じました。 お母さんが赤ちゃんに戻って、上から物が落ちて当たって泣いたとき、赤ちゃんがお母さんをぎゅっとした場面は、どんなお母さんも好きと受け入れているようにも感じて、ほんわか私の好きな場面になりました。 ちょっと疲れたなと感じている方々へオススメしたいなと思います!
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▼ヨシタケシンスケさんの新作大人向け?絵本。最近メディアで「ココロの病」ということを表明して話題を呼びましたね。 ▼要は大人も、たまには赤ちゃんになると良いのでは、というアイディアです。 ▼アイディアは良く分かるし、ヨシタケさんの画はかわいい。だけど大人が赤ちゃん(のふり)に...
▼ヨシタケシンスケさんの新作大人向け?絵本。最近メディアで「ココロの病」ということを表明して話題を呼びましたね。 ▼要は大人も、たまには赤ちゃんになると良いのでは、というアイディアです。 ▼アイディアは良く分かるし、ヨシタケさんの画はかわいい。だけど大人が赤ちゃん(のふり)になっている絵柄はそれほどラブリーではないな・・・。
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子どもも大人もみんな赤ちゃんに戻りたいときがある。前半まではよかったんだけど後半のお父さんが赤ちゃん返りをするシーンはいかがわしい店に通っているようにしか見えなくて、子供向けの絵本ではない気がした。
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そうそう、あまりにもしんどくてそう言いたかったあの時を思い出しました。 みんなそうして生きてゆくのです・・・・・
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あかちゃんなりたい欲求強すぎる! ここまでいったらプレイ(笑) 泣いているお母さんにあかちゃんがギュッ。 それだけでオッケー、良しとしよう。
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生きていると、赤ちゃんになりたい時も、ある。 なんだか疲れちゃたあなた。 うまくいかないあなた。 この絵本をよんでしばらくあかちゃんになってみるのはいかが?? 電気電子3年
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お母さんが疲れて「赤ちゃんになります!」って色々投げ出すお話かと思っていたら少し違いました。 お姉ちゃんやお父さんは「大人じゃないと楽しめないこと」のために赤ちゃんタイムを終了していたけれど、お母さんは赤ちゃんに優しくされて「お母さんに戻る」ために赤ちゃんタイムを終了した感じがしました。それも大人じゃないとできないこと(赤ちゃんには難しいこと)なんだけどさ。 終盤、会社の皆が赤ちゃんになっていたのはなんかもうカオスって感じでした(笑)
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前半はよかった。前半は。 下の子を抱っこしながら無表情でオムツを捨てるお母さん。 その後ろにはかまってほしい上の子が。 数年前の自分を思い出して笑ってしまう。 寝かしつけの時にうっかり寝落ちしてしまい、ハッと気づくとニコニコした子供にトントンされているという出来事を思い出して幸せにひたる。 が、後半は、すみません。 なんか変な受け取りかたしちゃって、子供に読ませていい本なのか?!と思ってしまった。 会社員のお父さんがそういうお店で赤ちゃんになるところ、取引先の人が赤ちゃんになっているところは...無理でした。
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