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人体大全 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/10/14

人のDNAを1本に繋げてみたり、クマの冬眠は冬眠じゃないだとか、誰かに言いたくなる雑学的な知識が詰まっていてものすごく興味深い本でした。既に読み返したい。

Posted byブクログ

2024/10/14

読み始めたばかりだが必読書に入れた。翻訳も読みやすい。このレベルのポピュラー・サイエンスになると日本人で伍する人はいない。私が若かったら迷うことなく書写していただろう。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/10/14/150937

Posted byブクログ

2024/10/19

人体についてのエッセイ。 思えば人はどのくらい自分の体のことを知っているのだろうか。 この本を読むと、実は殆ど知らないことばかりのように思ってしまう。自分の体のことを知らなくても、生きていける。なんと不思議なことか。 ヒトを構築する元素は59種類あるそうだ。炭素、水素、窒素、カ...

人体についてのエッセイ。 思えば人はどのくらい自分の体のことを知っているのだろうか。 この本を読むと、実は殆ど知らないことばかりのように思ってしまう。自分の体のことを知らなくても、生きていける。なんと不思議なことか。 ヒトを構築する元素は59種類あるそうだ。炭素、水素、窒素、カルシウム、リンの6種類で99.1%を占める。人体を構成する化学物質を金物店で買うと5ドル程度で買うことができるそうだ。まあなんて安いこと。 しかしこの原子、一個一個はなんの考えも意志もないが、どういうわけか集まると人体の組織をつくり、臓器を作る。それだけではない、一番不思議なのは、「意識」を作ってしまうことだ。しかも精緻な意識。微妙な感情や感覚を持つ。ただの原子の集合体がだ。なんて不思議なんだろう。 と思いつつ読み進める。 皮膚の話、微生物との共生、脳、睡眠、心臓、ホルモン、骨、胃などどれだけ人体が精巧につくられているか、不思議な構造をしているのかが語られる。だが、なぜそうなっているのか殆どよくわかっていない。 著者のビル・ブライソンは米国生まれのノンフィクション作家。 本書は、『人類が知っていることすべての短い歴史』に続いて2冊目。なんとも面白い本を書く人だ。

Posted byブクログ