京に鬼の棲む里ありて の商品レビュー
京都を舞台にした時代短編集 6編ある中で最も印象的だったのは「母たちの大奥」 それぞれ味わい深い作品でした。さすが、花房ワールド。
Posted by
いつものような直接的な表現はなく、カバーをよく見たら「時代小説」との事だった。ならば物足りないのかと言われると全くそんな事はなし。 基本短編集は軽い感じがしてあまり好きではないのですが、本書は一編一編どれもページ数以上の内容で、描かれている時代に共にいるような感覚になり、こういう...
いつものような直接的な表現はなく、カバーをよく見たら「時代小説」との事だった。ならば物足りないのかと言われると全くそんな事はなし。 基本短編集は軽い感じがしてあまり好きではないのですが、本書は一編一編どれもページ数以上の内容で、描かれている時代に共にいるような感覚になり、こういう花房ワールドもありだなぁと思いました。 京都という魅力的な土地に花房さん特有の女の情念、そして、すんなり終わらない展開など、とても面白く読めました。
Posted by
- 1