極限団地 の商品レビュー
うわぁ…しんどいしんどい。いったいどこからどこまでがリアリティーショーなのかとめちゃくちゃ惑わされた。何かが起こりそうな予感をはらみつつ進むストーリーに夢中になり、急転に次ぐ急転に引き込まれた。 伏線が回収されるどんでん返しに驚いたのも束の間、なんとも言えない結末を迎えてど...
うわぁ…しんどいしんどい。いったいどこからどこまでがリアリティーショーなのかとめちゃくちゃ惑わされた。何かが起こりそうな予感をはらみつつ進むストーリーに夢中になり、急転に次ぐ急転に引き込まれた。 伏線が回収されるどんでん返しに驚いたのも束の間、なんとも言えない結末を迎えてどっと落ち込んだ心のまま本を閉じた。 さすが、イヤミスの女王である。 後味悪い…けど、好きだ。 ※読了(2024/09/08)
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リアリティショーで築60年の団地に住むことになった2組の家族。会話中心なので読みやすくエンターテイメントを読んでいる感覚。設定はおもしろいと思ったけど後半は後付け感が否めない。
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マンガのような展開でドンドン読み進められました。 話が二転三転する展開、会話中心でするする読めます。 2時間ドラマや映画にすると、本よりも驚きが見えやすくて面白そうだなと。 筆者の作品の中では死んだりするけど、ポップなストーリーでした。
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出オチ。設定に惹かれて読んでみたものの、悪戦苦闘したり参加者の心理が描かれるのは前半までで、後は初出の人が初出の情報をどんどん好き勝手に話していくというか……。 そうですか、という感じで、気持ちよさはないなと思った。 放置されたままの要素も目立つし、トリック的な驚きも事件の時系列以外にはない。 トゥルーマン・ショーじゃあるまいし、撮影中のリアリティショーを大宣伝しながらアマプラで放送するか?などの違和感も多かった。長さは倍になっても読むから、丁寧に広げて丁寧に畳んでほしかった。
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内容に惹かれて読んでみました 前半面白いのですが、後半にかけてが少し残念だったかなあ でも真さんの作品すきなのでまた別の作品リベンジします
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結末は予想外。 途中、しょうもないB級だったかと思うけどそこから意外な展開になった。 読後の感覚はイヤミスならではかな 笑
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1961年という時代を団地で完全再現し、昭和の生活をリアリティショーに出演し、二組の家族が体験するという·····それが様々な惨劇に見舞われ、忌まわしい過去に繋がるという。不気味な雰囲気で展開がコロコロ変わって何が何だか、これぞイヤミス!
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イヤミスという言葉がいつからあり、誰が最初だったのか知りませんが、私の中ではやっぱり「元祖イヤミスの女王」といえばこの人です。 当時こんなにもみんながこぞって入居したがった団地なのに、トイレットペーパー騒動をはじめとしてなんだかよろしくないイメージもついて回る。阪本順治監督の『団地』(2015)を観たときも、藤山直美と岸部一徳を取り巻く環境を少し恐ろしく感じたものでした。 どんな暮らしであれ、晒される状況は怖い。そしてなんとか視聴率を取ろうとして煽る偽りのリアリティショーも怖い。この表紙の不気味さそのまんまの中身です。
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