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堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2024/10/08

「あなたを連れてゆく/宮部みゆき」 「竜狩人に祝福を/新名智」 「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ/芦花公園」 「函/内藤了」 「湯の中の顔/三津田信三」 「オンリー・ユー/小池真理子」 6話収録の書き下ろしアンソロジー。 お目当ては推しの小池真理子さん。 6話それぞ...

「あなたを連れてゆく/宮部みゆき」 「竜狩人に祝福を/新名智」 「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ/芦花公園」 「函/内藤了」 「湯の中の顔/三津田信三」 「オンリー・ユー/小池真理子」 6話収録の書き下ろしアンソロジー。 お目当ては推しの小池真理子さん。 6話それぞれにテイストが異なり、多種多様な恐怖を味わえたが、特に印象に残ったのは、宮部さんと小池さん。 宮部作品は安定のリーダビリティの高さ。 最恐と言うより、じっとりとした恐ろしさを醸し出しながらも読後感がいい。 小池作品は流石の一言。 怪奇小説作家としても秀逸。

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2024/10/05

まぁ、作風もいろいろ。 私的には、宮部みゆきと小池真理子の話が綺麗でまとまっていて好き。 内藤了は最近 よく読むけど 相変わらず世界観が怖い。都会の谷間の吹き溜まりって この人の得意の世界。

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2024/10/03

図書館。 宮部みゆき…世界観がしっかりしていて、情景を思い浮かべやすかった。 新名智…子どもの頃のゲームブックを思い出しながら、それでいて現実味もある。 芦花公園…良かった。タイトルはわからないけれど。 内藤了…そういうところ、ありそう。怖くて良い。 三津田信三…前振りとイニシャ...

図書館。 宮部みゆき…世界観がしっかりしていて、情景を思い浮かべやすかった。 新名智…子どもの頃のゲームブックを思い出しながら、それでいて現実味もある。 芦花公園…良かった。タイトルはわからないけれど。 内藤了…そういうところ、ありそう。怖くて良い。 三津田信三…前振りとイニシャルトークがくどかったけれど、ホラーシーンはさすが。 小池真理子…やはり一番良かった。情景が思い浮かべられる。ロマンの妙。

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2024/10/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

ホラーにあるまじき爽やかな後味が秀逸の「あなたを連れていく」、ゲームブック形式にハマってつい夢中で何度も読み返してしまった「竜狩人に祝福を」、作者おなじみの展開ながらしっかりビビらせてくれる「湯の中の顔」、土地の怨念が牙を剥く恐怖直球勝負の「函」…どれが一番恐いかというより、こういう恐さ生んじゃうのか!と各話存分に発揮されたホラーの名手である先生方の様々な角度からの巧みな手法を堪能できる。 期待の芦花公園さんホラーはSF色強めで意外だったな。 「オンリー・ユー」は怪奇幻想と猫好きにはたまらない組み合わせ。

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2024/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】 宮部みゆき「あなたを連れてゆく」 新名智「竜狩人に祝福を」 芦花公園「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」 内藤了「函」 三津田信三「湯の中の顔」 小池真理子「オンリー・ユー――かけがえのないあなた」 「あなたを連れてゆく」正統派異能力系。続編希望。 「オンリー・ユー」切ない。 「湯の中の顔」まさにホラー。夜中の露天風呂に入るもんじゃない。 「竜狩人に祝福を」ゲームブック風で、趣味が悪い。 「月は空洞……」気持ちが悪い。 「函」こういう主人公だと全く同情する必要がないから、ホラーも安心して読める。

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2024/09/23

同時発売となった「潰える」を先に読んでから、本作を読みました! こちらも6名の作家さんによるアンソロジーですが、「潰える」とはまた違ったテイストで怖面白かったです…!! 恐怖度は「潰える」の方が強かったかも。 「堕ちる」はどこか幻想的な怖い話という印象でした。 秋の夜長に最適な一...

同時発売となった「潰える」を先に読んでから、本作を読みました! こちらも6名の作家さんによるアンソロジーですが、「潰える」とはまた違ったテイストで怖面白かったです…!! 恐怖度は「潰える」の方が強かったかも。 「堕ちる」はどこか幻想的な怖い話という印象でした。 秋の夜長に最適な一冊でした!!

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2024/09/16

面白かったです。 内藤さんの話は怖い話でした。 ひとつ、似たような話聞いたなってなやつも、ありましたが。

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2024/09/11

全体的にインパクトが弱く、物足りなさが残った。それなりの面子、そして其々書き下ろしの最新作ということで期待が大き過ぎたかも。〝最恐〟は内藤了さんの「函」。小池真理子さんの「オンリー・ユー」は切ない系で雰囲気があったが、それら以外は…。

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2024/09/06

個人的・夏のホラー特集。2冊同時発売だけど、このメンツが一度に味わえて、なおかつすべて書き下ろしとなると、これはもう、読まん手は無いってことで。☆の内訳は、掲載順に3-1-1-4-4-3で、平均取って☆3つ。ちなみに、各氏著作の個人的体験に基づく自分の期待値は、4-?-2-3-4...

個人的・夏のホラー特集。2冊同時発売だけど、このメンツが一度に味わえて、なおかつすべて書き下ろしとなると、これはもう、読まん手は無いってことで。☆の内訳は、掲載順に3-1-1-4-4-3で、平均取って☆3つ。ちなみに、各氏著作の個人的体験に基づく自分の期待値は、4-?-2-3-4-3ってところ。ま、そんなもんですわな。以下、数作品にコメント。②ゲームブック、昔結構ハマったな~、っていう懐かしさは感じたけど、それに見合う楽しさは得られず。真相もいまひとつ。③”異端の祝祭”、内容は全然覚えてないけど、楽しめなかったって記憶は残っている。本短編を読んで、『あ、そういえば、前もただ意味が分からんかったわ』ってことを思い出した。それだけ。④本短編のみ、期待”以上”だった。”変な家”なんかより、こっちの方がずっと楽しめる。

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2024/09/05

「潰える」よりは怖かった。 「竜狩人に祝福を」は、まずルールに従って読んで、もう一つのルートを辿って、最後に通しで読むって読み方であってますか? 最近、ゲームブック形式を時々みるようになったけど、また流行ってるのかな。 かまいたちの夜の30周年だしな。

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