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極夜の灰 の商品レビュー

3.5

19件のお客様レビュー

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    3

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2025/01/06

北極圏の極秘基地で起こった事件の真相は!? 主人公ジャックが事件で生き残った人物と接しながら真相を探っていきます。 ミステリー要素も強いがサスペンス色が強いハラハラした作品でした!

Posted byブクログ

2024/12/28

【あらすじ】 冷戦下のアメリカ。精神科医のジャックはCIAの頼みで、極秘に進められていた北極圏のミサイル基地で起きた火災の調査をする。 当時基地に残っていたのは3人。その内1人は骨と歯を残し灰に、1人はかろうじて人間の原形をとどめた姿に、もう1人は全身に火傷を負いつつも生き残った...

【あらすじ】 冷戦下のアメリカ。精神科医のジャックはCIAの頼みで、極秘に進められていた北極圏のミサイル基地で起きた火災の調査をする。 当時基地に残っていたのは3人。その内1人は骨と歯を残し灰に、1人はかろうじて人間の原形をとどめた姿に、もう1人は全身に火傷を負いつつも生き残った。 暗黒と雪に閉ざされた基地の中で一体何があったのか。 【感想】 悪くはないんだけどねー、というのが総評かな。 サクサク読めるし、話自体はよく出来ているし、ちゃんと後半で伏線を拾いつつツイストする展開もあるのだが……正直、ピンと来ない。 本格ミステリとして読むにはネタ自体はありふれたものだし、かといって文芸として読むと登場人物はあくまでキャラであって深い内面は備えていない。 冷戦下のアメリカの風俗がよく表現されていたり……もしない。 一番近い感覚は映画やドラマのノベライズを読んでるイメージ。

Posted byブクログ

2024/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

グイグイと読ませてくる。読書をしている感覚は最高。だけど、どんでん返しが有り得なさ過ぎる。「焼死体が実は違う人物だった」はトリックとしてあるとしても、死体が「プロフィールの身長と違うから」バレるなんて先にチェックするはず。他にも色々無理がありすぎて、設定の面白さを全て消し去ってる。もったいないなあ。

Posted byブクログ

2024/11/22

1967年冷戦時代、北極圏のアメリカ軍極秘施設で火災が発生する 取り残されていた3人の隊員のうち2人は死亡 1人は生き残ったが重度の火傷を負っていた 2人の遺体に不審な点があったため、CIAの依頼で精神科医のジャックが生き残った1人にヒヤリングをしながら事件の真相に迫っていく ...

1967年冷戦時代、北極圏のアメリカ軍極秘施設で火災が発生する 取り残されていた3人の隊員のうち2人は死亡 1人は生き残ったが重度の火傷を負っていた 2人の遺体に不審な点があったため、CIAの依頼で精神科医のジャックが生き残った1人にヒヤリングをしながら事件の真相に迫っていく 冷戦時代、グリーンランドは北極海を挟んでソ連と向き合っておりこの基地も実在に建設されていたらしい そんな極寒の地でのミステリーはとにかく設定が面白いし、どんでん返しからのどんでん返しで楽しめた もしかして?と予想がついてしまう展開もあったけど、読み終えて、『極夜の灰』というタイトルに納得! まぁとにかく、人間はお天道様で生活しないと駄目ね そんなことも関係ないサイコパスもいるけど…(笑)

Posted byブクログ

2024/11/10

小島監督のおすすめで読んでみました! 面白い! 序盤から何かがおかしいミステリーな展開 そして中盤で起こるドンデン返し さらに終盤でタイトル回収の怒涛の展開。 やられました。 この本に出会えたことに感謝。

Posted byブクログ

2024/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった! ドラマチックでびっくりの展開。布石回収。 この手の話でありつつ、最後がハッピーエンドなのがよかった

Posted byブクログ

2024/11/01

1967年末。ある火災の調査のため、精神科医のジャックは、顔と両手に重度の火傷を負い、記憶を失ったコナーという男と向かいあっていた。北極圏にある極秘基地の発電室で出火し、隊員2名が死亡。彼は唯一の生存者だという。火災現場の遺体は、一方は人間の形を残していたが、もう一方は灰と骨と歯...

1967年末。ある火災の調査のため、精神科医のジャックは、顔と両手に重度の火傷を負い、記憶を失ったコナーという男と向かいあっていた。北極圏にある極秘基地の発電室で出火し、隊員2名が死亡。彼は唯一の生存者だという。火災現場の遺体は、一方は人間の形を残していたが、もう一方は灰と骨と歯の塊だった。なぜ遺体の状態に差が出たのか? 謎と陰謀が渦巻くミステリ長編! 英国産冒険+スパイ+推理小説。抜群のリーダビリティ。お勧めです。

Posted byブクログ

2024/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

氷に閉ざされた基地で火災が発生し、二人が死亡、一人が重傷を負った。CIAからの依頼を受けた精神科医のジャックは、顔と腕に重度の熱傷を負ったコナーから話を聴くことになった。コナーは事故当時の記憶がないと言うが、それは嘘であるということをジャックは見抜く。ジャックは、コナーと焼死した二人との間で何かがあったのだと睨み、死亡した有能な科学者スティグリッツと人好きのする若い軍人ヘンリーについても調査を進めていく。 雪に閉ざされた極夜の基地で少しずつ削られていく精神がリアルで、好青年のヘンリーの変貌ぶりが恐ろしく、何か刺激するとこちらに敵意が向くのではという不気味さがある。しかし何より怖いのは、コナーになりすまし即席でストーリーをつくりあげるサイコパスのスティグリッツ。描かれてはいないものの、ジャックの閃きにより基地に幽閉されていたコナーを救い出した後、計画を潰されたスティグリッツがどのような反応を示すのかが気になった。その点で、結末はややあっさりめ。 顔に重度の火傷を負っているという点から他人のなりすましは考えつきそうなものだが、私自身全く疑問を持たずに読み進めていた。コナーがクリッシーに頑なに会おうとしないところでようやく「もしかして」と気付き、じわじわと怖くなった。輸血の伏線がお見事。 昼も夜もわからない基地に閉じ込められたコナーが、ルーティンをこなすことで懸命に一日一日をつくりあげながら助けを待つ描写に息が詰まる。

Posted byブクログ

2024/10/24

1967年グリーンランドの秘密基地で二人の、状態が全く違う焼死体。残った一人は記憶喪失。何が起こったのか? 時代背景や登場人物は良かったが、長すぎるのとネタの一部は想像通りだった。

Posted byブクログ

2024/10/16

お、北極が舞台?潜航大作戦か? 謎の病気?遊星からの物体Xか? オーソドックスなハードボイルドでした。

Posted byブクログ