ナゾトキ・ジパング HANABI の商品レビュー
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一作目と変わらず面白い!留学生のケビンと共に過ごす季節……からの主人公の秀次にわりとフォーカスが当たった話が多かったかなと思います。より秀次というキャラクターがわかったというか。 その代わり、理沙のキャラクターがまだ不透明というか……理沙は前作でメインヒロインポジションでお世話焼きの幼馴染、好奇心旺盛で賢い、といったイメージだったけど 主人公秀次の性格がわかればわかるほど、理沙は秀次のことどう思ってる??の部分とか「表情」の部分が隠れてしまっていて、これはあるなら続編(おそらく秋)がかーなーり気になるところです。秀次が人間らしくなればなるほど理沙の人間らしいところが見たかった。最後の話に関してなんか、せっかく鎌倉の謎の多き美女が秀次を「カワイイ」とちょっかい出したのに、その時に理沙がどう思ったのか、理沙が女ったらしのゲス先輩とデートに行くところにヤキモキしてた秀次との対比というか理沙がどうだったのかはめちゃくちゃ気になっていたところなので、そのへんも続編……お願い致します……! ケビンに彼女がいることも発覚し、ますます気になる獅子辰寮。
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「ナゾトキ・ジパング」続編。スタイルは変わらず、短編集。やたら日本に詳しいケビンが謎が解けたときに「What a Japanese!KATANA!」などと、その章に据えられた日本の文化を叫ぶパターンも楽しい。 第1話 刀、第2話 鮨、第3話 花火、第4話 怪談、第5話 鎌倉(原題...
「ナゾトキ・ジパング」続編。スタイルは変わらず、短編集。やたら日本に詳しいケビンが謎が解けたときに「What a Japanese!KATANA!」などと、その章に据えられた日本の文化を叫ぶパターンも楽しい。 第1話 刀、第2話 鮨、第3話 花火、第4話 怪談、第5話 鎌倉(原題はローマ字表記)の最初に新渡戸稲造やドナルド・キーンなど著名な英語での章テーマを語った英語文が掲載されていて、それも知識欲を満たしてくれて良かった。登場人物がコミカルでロサンゼルス帰りの自称美人刑事田中のうけないアメリカンジョークなども笑いのツボ押さえていた。 あまり秀次と理沙の関係は進まなかったけど、秀次が少しだけしっかりしたかな。一度は決めセリフを秀次が言ったし。続きが楽しみなシリーズです。 殺人ばかり起こる(またあなたたちなのっていう、コミカルな推理物あるあるセリフ毎回出てきます)のと、英文を楽しめないと残念なので中学校から。
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トリック自体は簡単で理解がしやすいものでありながら、様々な工夫で真実がわかりにくくなっており面白かった。
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「KATANA」 価値ないもので。 何が重要なのかは人によって違うとはいえ、本物だと知る者からしたら驚きの凶器だっただろ。 「SUSHI」 残されたものは。 メッセージは犯人に近づく近道ではあるだろうが、その真意を解けない限り無駄なことだろう。 「HANABI」 誘拐されたも...
「KATANA」 価値ないもので。 何が重要なのかは人によって違うとはいえ、本物だと知る者からしたら驚きの凶器だっただろ。 「SUSHI」 残されたものは。 メッセージは犯人に近づく近道ではあるだろうが、その真意を解けない限り無駄なことだろう。 「HANABI」 誘拐されたもの。 一番の目玉なのは一般人でも分かるけれど、それ以外の情報は内情を知らない限り難しいだろ。 「KWAIDAN」 予想外の場所に。 女癖が悪いうえに態度も最悪だったら、誰に恨まれていてもおかしくない状況だっただろうな。 「KAMAKURA」 醜い争いの中で。 頭の回転が早いので事件解決も早いかと思ったが、想像が豊か過ぎるのが難点になるだろうな。
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せっかくの華麗なアクション・シーンをぶち壊す、撫子さんの推理の残念さ。「あな○○ナリ、和の心。ダディ、マミィ、ぼくは今、日本にイマス!」というケビンの謎な決め台詞に名推理! ニッポンの夏を改めて満喫したなぁ…と言えるのは、あの地獄のような猛暑がとっくに去った大晦日だからかも。 撫...
せっかくの華麗なアクション・シーンをぶち壊す、撫子さんの推理の残念さ。「あな○○ナリ、和の心。ダディ、マミィ、ぼくは今、日本にイマス!」というケビンの謎な決め台詞に名推理! ニッポンの夏を改めて満喫したなぁ…と言えるのは、あの地獄のような猛暑がとっくに去った大晦日だからかも。 撫子さん以上に無茶な警察関係者が登場したこの巻でしたが、秋の巻に続くのでしょうね…。
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田中刑事のキャラが濃くて楽しいけど(毎回よくその絶妙な例えを思いつくな〜と感心した)、周りの人は大変だろうな〜笑 主人公の関わるところでコナン君並みに殺人事件は起こるけど、軽く読めるというか、あっさりしていてそこが良くもあり味気なくもあり。 本というよりは、ちょっとコミカルな...
田中刑事のキャラが濃くて楽しいけど(毎回よくその絶妙な例えを思いつくな〜と感心した)、周りの人は大変だろうな〜笑 主人公の関わるところでコナン君並みに殺人事件は起こるけど、軽く読めるというか、あっさりしていてそこが良くもあり味気なくもあり。 本というよりは、ちょっとコミカルなミステリードラマを観ているような感覚になりました。
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大学寮のリーダー的存在ヒデと、留学生のケビンがまたも事件に巻き込まれていく話。 話の流れの癖が分かってきたから、犯人は全部当てられましたけども、なんとなくのトリックも分かったりすることもあったんだけども。 そこに行くまでのみんなのやりとりとか、刑事さんたちの残念感とか、コミカルな...
大学寮のリーダー的存在ヒデと、留学生のケビンがまたも事件に巻き込まれていく話。 話の流れの癖が分かってきたから、犯人は全部当てられましたけども、なんとなくのトリックも分かったりすることもあったんだけども。 そこに行くまでのみんなのやりとりとか、刑事さんたちの残念感とか、コミカルな部分を楽しめたかなって思いましたんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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精南大学のキャンパスに夏がやって来る! 日本文化が大好きで洞察力にすぐれた留学生ケビン・マクリーガルと、学業はからっきしながら人望は厚く寮生代表の秀次は、獅子辰寮のルームメイト。 六月の末、秀次の幼馴染・理沙の課題につき合って、二人は銀座の刀剣専門店を訪れた。 その後、店に居合わせた男の遺体が発見される。 遺体のポケットには、ケビンの名前の書かれたハンカチが入っていた──!! 何かと事件に巻き込まれてしまうケビンと秀次の前には、警視庁捜査一課の田中撫子が部下の浦辺とともに現れる。 「ロサンゼル帰りのキレモノ美人刑事」を自称しているが、アメリカ仕込みのウィットに富んだトークは常に空回り。 推理についてもケビンのほうが一枚上手で、現場ではあたかも自分が考えたかのように、ケビンの推理を披露する。 海パン一丁で阿波踊りを踊ったり、妖怪のコスプレをしたり、獅子辰寮の個性的なメンバーも大活躍!? (アマゾンより引用)
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田中刑事の残念な仕事っぷりと、事件に巻き込まれる秀次、ケビンの謎解き短編集。 日本文化や歴史になぞられた話の展開を日本好きケビンから語られることで改めて知る流れは面白い。 田中刑事の例えがだんだんわからなくなるという。 239冊目読了。
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第2弾。 サラッと読めて面白かったけど、動機がえっそんなことで⁉︎って感じでした。 ケビンだけではなく秀次も活躍している様子があり、いい相棒感が出ていました。秀次の寮長らしさも。 それにしても殺人事件に巻き込まれすぎです。
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