おじさんはどう生きるか の商品レビュー
洒落の効いたタイトルに惹かれて取った一冊。 本書は筆者である松任谷正隆の日常で起こったことを1話3ページ程で綴った短編集。 内容はタイトルのとおり、 「おじさん(おじいさん)」であることを自覚している筆者が世の中の価値観などの変化に翻弄されながらも、それを受け入れながら日々アッ...
洒落の効いたタイトルに惹かれて取った一冊。 本書は筆者である松任谷正隆の日常で起こったことを1話3ページ程で綴った短編集。 内容はタイトルのとおり、 「おじさん(おじいさん)」であることを自覚している筆者が世の中の価値観などの変化に翻弄されながらも、それを受け入れながら日々アップデートしていく様を描いている。 人間は年を重ねるほどに排他的になり、 「周りの変化は自分にとっては不要。自分はこのままで良い」 「昔は良かった。今は云々、、、」 といったようなケースに陥りがちだ。 自身への戒めとして、 いつまでも新しいものを受け入れるスタンスを持って自身をアップデートし続けていかなければ淘汰されてしまうなと考えさせてくれる一冊だった。 (エピソードの一つ一つはとてもコミカルな話が中心で、松任谷由実との夫婦生活などもほのぼのとしたものが多く、ライトに読めるのも本書の良さだと思う。)
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気になる松任谷夫妻の内側を垣間見れたり、松任谷さんの老いに対する心の揺れがわかったり、と、楽しめながら読み進められた。 ジェーン・スーさんのインタビュー記事、話が噛み合わなさ過ぎて、端から読んていると盛り上がりにかけたのが残念。
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本屋で目が合って手に取った一冊。 表紙の絵、似てる………。 夫婦の話も仕事の話も面白くて、なんとチャーミングなおじさまなのかと笑いながら読んだ。
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2021年に出た単行本の文庫化で、それも5年連載されていたエッセイをまとめたものだから、あとがきでご本人もおっしゃっているけれど2021年の時点で『古い』と思っていることもあるわけだからそこからさらに3年。たしかにその感は否めない。とはいえ、文庫版特典の書き下ろし、ジェーン・スー...
2021年に出た単行本の文庫化で、それも5年連載されていたエッセイをまとめたものだから、あとがきでご本人もおっしゃっているけれど2021年の時点で『古い』と思っていることもあるわけだからそこからさらに3年。たしかにその感は否めない。とはいえ、文庫版特典の書き下ろし、ジェーン・スーさんとの対談、面白かった
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夫婦の冷戦、うす毛問題、時代とのズレ……。日常のピンチを楽しむヒント満載。文庫書き下ろしエッセイ2編、ジェーン・スーさんとのナルホド対談も収録。
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