SQLのしくみと書き方がこれ1冊でしっかりわかる本 の商品レビュー
SQLで音楽DBを作り続けて、もうデータ構造・検索方法は確立し、あとはデータをひたすら入力するだけなのだが、このデータ入力が単純作業の繰り返し。私には単純作業は向いていない、でも趣味のDBなので外注する訳にも行かず、次第にデータ入力は滞り、いつの間にかSQLとは疎遠になってしまっ...
SQLで音楽DBを作り続けて、もうデータ構造・検索方法は確立し、あとはデータをひたすら入力するだけなのだが、このデータ入力が単純作業の繰り返し。私には単純作業は向いていない、でも趣味のDBなので外注する訳にも行かず、次第にデータ入力は滞り、いつの間にかSQLとは疎遠になってしまった。 最近になって必要に迫られて再度音楽DBを使う事になったが、折角そこそこ使いこなしていた複雑に入り組んだSQLの作法をすっかり忘れてしまっていて愕然とした。昔は仕事でも使用していたのにね。一方、Accessに比べてSQLに関する書籍はとても少なく、殆どが入門者・初心者向けのものである。無料のSQL支援ソフトも何種類かあるが、言語による方言も多少ある。プログラミング言語なので、すんなり入ってSQLを習得し貰うように各書籍とも漫画とかイラストを駆使して頑張っているようだ。種類が少ないので本を全部買ってみようかな。 本書はカテゴリー的には入門書に入るが、殆ど練習問題らしきものはない。あくまでもSQLの概念的なものを理解して貰いたいのだろう。SQLをしっかり習得するよりも、DBの一般的概念を理解することを主眼としている模様。また、先月出版された出来立てのほやほやの本であるためか、誤字が幾つか(P47, P53, P161等)見受けられる。第8章の章末にCOLUMN 8が抜けていて、いきなり索引に突っ込んでいる。まあ、改版を重ねることで修正されていくだろう。 私の音楽DBの最終形は所有する大量のCD、スコア、所属団体の演奏会情報、楽譜、音楽データ(WAV, mp3, YouTube)全てを簡単に検索すること。今のところ、データが少ない状態では網羅的な検索ができないので使い物にならないが、最近頑張って我慢して入力することで形になってきた。今日もデータ入力、明日もデータ入力、これでいつかは立派な音楽DBになることだろう。いつかな?
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