「ネット世論」の社会学 の商品レビュー
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本書は、2022年参院選や国葬問題などの実例分析を通じて、ネット世論と実際の世論がなぜ乖離するのかを統計的に検証している。解析計画や仮定まで丁寧に明示されており、論文並みに誠実な構成が印象的だった。 単なる「ネット批判」ではなく、バイアスを理解した上でどう向き合うかまで提案している点が秀逸。 ソーシャルメディア時代に必読の一冊。
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SNSのエコーチェンバー、フィルターバブルとか そういう視点、一般論的な話はまぁ納得できるものでしたが具合例として実際のケースを引き合いに出された時に著者の支持が透けて見える気がしてどんどん萎えてしまいました。 タイトルを隠れ蓑にして、洗脳しようとしてないか?と。データ分析の専門...
SNSのエコーチェンバー、フィルターバブルとか そういう視点、一般論的な話はまぁ納得できるものでしたが具合例として実際のケースを引き合いに出された時に著者の支持が透けて見える気がしてどんどん萎えてしまいました。 タイトルを隠れ蓑にして、洗脳しようとしてないか?と。データ分析の専門的な目線から、世間を賑わせたアレは実はこうだった、と誘導しようとしてるように感じられて居心地が悪かったです。 あとがきで、否定されてましたが、本当かな、とスッキリしませんでした。
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ネットと付き合う際の距離感を考えさせてくれた。 マスメディアとネットメディア、どちらも鵜呑みにするのではなく、それぞれの特性を理解した上で観ることが大切と思う。
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衆議院・参議院・大阪府知事選挙でのネットの投稿としてXがどのように変化していくかに量的分析を行った結果の説明が主体である。フジテレビの事件の話題についてのXの投稿も調べている。 大学生が卒論でこのままの調査をやるのは大変である、3000人で半数の1500人はXをやっていないので、分析から除かれてしまう。大学生が行うのはせいぜい100人レベルであろう。
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「ネット世論」本書は無記名で誰もが利用できる「X」の調査資料・分析である。そこから見えるのは利用頻度と信頼度において、若い層は圧倒的に動画を含むネット情報を多く利用、だが信頼性は全層において未だマスメディアになる。ただ若い層で増えているのがメッセージアプリである点が今後「選挙」な...
「ネット世論」本書は無記名で誰もが利用できる「X」の調査資料・分析である。そこから見えるのは利用頻度と信頼度において、若い層は圧倒的に動画を含むネット情報を多く利用、だが信頼性は全層において未だマスメディアになる。ただ若い層で増えているのがメッセージアプリである点が今後「選挙」などにも影響力が出ると予測できる。但し、課題は発信元は基本的に「無記名」であり関心のある人だけが勝手に言い振り撒くという現象を如何に捉えるのかだ。さらに誹謗中傷など敵対視した異論が飛び交う(炎上)事も今後要注意だ。最近富にマスメディアがネット情報を転送、コピーして利用する頻度が増えており、フェイクニューズがマスメディアにも拡散されることへの不安もある。もう一点、気になるのがトランプ大統領のような「自己都合主義」がネットで世界に拡散されることへの懸念だ。
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD08208430
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自分が目にしたその情報が「事実」なのか「意見」なのか。世の中が情報であふれる今、この視点は大切にしたいと思う
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新書コーナーで目に留まり購入。 ネット(本書はXに限定)の意見と、実際の選挙結果はどうなっているか、2021年の選挙はじめ複数の分析結果が非常に興味深く、フィルターバブルやエコーチェンバーというものを分かりやすく示しているように感じた。 一方、後半はジャニーズの事例などネット世...
新書コーナーで目に留まり購入。 ネット(本書はXに限定)の意見と、実際の選挙結果はどうなっているか、2021年の選挙はじめ複数の分析結果が非常に興味深く、フィルターバブルやエコーチェンバーというものを分かりやすく示しているように感じた。 一方、後半はジャニーズの事例などネット世論からマスメディア側に広がっていく事例やファクトチェックも入っており、ネット世論という概念を理解するうえで役立つと感じた。
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私はX(旧Twitter)はほとんど使わない。 というのも最近は過激な意見が多く、殺伐としていて心が疲れてしまうからだ。 右も左も罵倒しあって、妊婦や母親は常識がないし乗り物では嫌な思いをするし夫婦は不倫をするもので…。 でも、それって本当かな? 特に何もない人は話すことがないの...
私はX(旧Twitter)はほとんど使わない。 というのも最近は過激な意見が多く、殺伐としていて心が疲れてしまうからだ。 右も左も罵倒しあって、妊婦や母親は常識がないし乗り物では嫌な思いをするし夫婦は不倫をするもので…。 でも、それって本当かな? 特に何もない人は話すことがないのでは? 本書はそんな「なんとなく」感じている「印象」について、データ分析を元に構造や実態を解明しようとするものだ。 結論から言えば、私が感じていた「印象」(イメージ)は当たってもいるし当たってもいない。 例えば、ネット右翼は男性が顕著に多い(118頁)一方で、保守的な人の方がアクティブであるという実証はなされなかった。 同様にリベラルな人はポストをしがち、というのも統計上は当てはまらない(110頁)。 しかし、一部の人の意見がまるで大多数のように見えがちという点ははっきりと示される。 77頁にあるように、ある時期においては0.2%のアカウントが約52%のXの世論を作っていた。 繰り返し著者が言う「エコーチェンバー」の存在を感じる。 232頁にある、あなたのタイムラインは「あなた好み」に編集されているということや、 ソーシャルメディア上で見ている情報は感情的な言説であるということ、 だからこそ「事実」と「意見」を分けよという言葉は重くひびく。 私たちが見ている世界は世界の一つの形ではあるが全てではない。 皆が「私」を称賛し賛同してくれる心地よい世界は幻あるいは偽りに近い。 ネットリテラシーへの、あるいは自分と他者との向き合い方を今一度振り返り、耳にいたい言葉にも耳を傾ける。 それは辛いこともあるが、社会とはそもそもそういうものだ。 だからこそ人と人はつながったり離れたりする。 ネットから離れる強さ、自分以外の声に耳を傾けられる強さを持ちたいものだ。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1839599991419236392?s=46
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