TUBE の商品レビュー
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予防線を張って最初から言い訳を作る。失敗するともともとうまくいくと思わなかったことにする。気にいらない結果にヤキモキする。そんな中年が啓発書を読みはじめたとき、悪手だ、読み手が求めてることより難解で複雑で単純すぎる、明快に書いてあることが叶う世の中ではないのにと思った。そして彼は理想を見ていた。理想的で優しい社会を夢見てしまった。それで儲かることはないと思う事業に手を出し、事業者としての経験も足らず失敗。教えてもらったこと、目の前のことを感じるという些細なことができなかった。まあ人生はそんなものだし、もっとこうすればいいのにと意見を言える立場に私はいない。ただ現実を知り、現実を見て、周りの人を幸せにしてからじゃないと何も見えないはずだ。先づ隗より始めよということだ。
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人生を意味づけることはできない。もし意味づけられるとすれば、一時的なものでしか無い。長期的な人生では誰にもどうなるのか分からない。 だから、今日も明日も頑張ろうと思う
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先に読んだ本から、脳内には励ましの歌を歌うコーラス隊がいる想像が止まらない。この本の主人公も、コーラス隊が寝ていたり、急に起きだして活動に過集中したりを繰り返しているようです。実際は脳内コーラス隊の励ましのみならず、互いのスタートアップを励まし合う相手や、見かけるだけで励まされる...
先に読んだ本から、脳内には励ましの歌を歌うコーラス隊がいる想像が止まらない。この本の主人公も、コーラス隊が寝ていたり、急に起きだして活動に過集中したりを繰り返しているようです。実際は脳内コーラス隊の励ましのみならず、互いのスタートアップを励まし合う相手や、見かけるだけで励まされる街の勤勉な労働者の存在、家族の進言が、再浮上できる大事な要素になるようです。
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冴えない中年男性のキム・ソンゴンは何もかも上手くいかず命を絶とうとするがそれすらも失敗。そんな彼がある日、過去の自分の写真を見て小さなことから自分を変えていこうと奮闘が始まる。 藁プロジェクトという発想は面白かった。 タイトルの意味は読んでいると分かって気持ちが高まるが、盛り上...
冴えない中年男性のキム・ソンゴンは何もかも上手くいかず命を絶とうとするがそれすらも失敗。そんな彼がある日、過去の自分の写真を見て小さなことから自分を変えていこうと奮闘が始まる。 藁プロジェクトという発想は面白かった。 タイトルの意味は読んでいると分かって気持ちが高まるが、盛り上がりがったところでまた落としてくるところや登場人物の人物像にリアリティがある。 帯文に書いてある心温まる物語ではないと思ったが、失敗と成功、喜びと挫折を繰り返すのが人生で一筋縄ではいかないけど僅かな希望も感じ、著者は世知辛さをユーモアを交えて書くのが上手いから軽やかに楽しく読めた。
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何事もコツコツができない主人公、ある男との出会いをきっかけに生まれ変わろうとする。 主人公へのある男のアドバイス、 「仕事をしているときは、仕事をやること以外のことを考えない。」 これって名言だと思う。仕事をするとき、何でこんなことを、、、とか何で私が、、、。と考えながらやる...
何事もコツコツができない主人公、ある男との出会いをきっかけに生まれ変わろうとする。 主人公へのある男のアドバイス、 「仕事をしているときは、仕事をやること以外のことを考えない。」 これって名言だと思う。仕事をするとき、何でこんなことを、、、とか何で私が、、、。と考えながらやるとホントにめんどくさくなるときがある。 でも、無心にやれば、精神的には疲れない。こういう考え方のクセをつければと思ったが、なかなか難儀で、すぐ雑念がよぎってくる。1冊の本でこれほど影響を受けたのは、最近なかったので新鮮だった。
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日本語に訳されている韓国の小説は自己啓発のような内容が多くて、そういう雰囲気が好きで読んでいたけど、この本はストーリーが角張っていて自己啓発の内容が目立ちすぎていた。わがままな読者ですみません。もう少し物語自体をじっくり楽しみたいです。 学んだこと : 変化は小さなことから。人生...
日本語に訳されている韓国の小説は自己啓発のような内容が多くて、そういう雰囲気が好きで読んでいたけど、この本はストーリーが角張っていて自己啓発の内容が目立ちすぎていた。わがままな読者ですみません。もう少し物語自体をじっくり楽しみたいです。 学んだこと : 変化は小さなことから。人生と手を組む。よく観察し楽しむ。まわりにポジティブな声かけをする。
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50歳で事業に失敗し、金も家族も失ったキム・ソンゴン・アンドレアの再生への道のりを描いた作品。 プロローグで入水自殺をしようとする彼だが、2年前にも同じ漢江で自殺を企てようとしていた。彼の転落人生が具体的に書かれているわけではないが、「一言で言えば、めちゃくちゃだった。」そうだ。...
50歳で事業に失敗し、金も家族も失ったキム・ソンゴン・アンドレアの再生への道のりを描いた作品。 プロローグで入水自殺をしようとする彼だが、2年前にも同じ漢江で自殺を企てようとしていた。彼の転落人生が具体的に書かれているわけではないが、「一言で言えば、めちゃくちゃだった。」そうだ。それでも自殺を思いとどまり、日銭を稼ぐための仕事をする気力はあるのだから、まだ幸運なのかもしれない。そんな彼の日々の行いが実を結び、やがて成功への道が開けるのだが……。 若かった頃の自分に戻りたい気持ちは痛いほどわかる(-_-;)。
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