大学受験 1000回面談してわかった 受かる親子の受験サポート の商品レビュー
大学受験は結果に目が行きがちだけれど、それを通じて家族で話し合い、家族それぞれが自立・自律をしていくチャンスなんだと思った。本当にそうなれたら理想的だけど、なかなか目の前の成績とか取り組み方とかの粗探しに目が向いてしまうから、時々立ち止まって考えないとね。 子どもを持った友人と話...
大学受験は結果に目が行きがちだけれど、それを通じて家族で話し合い、家族それぞれが自立・自律をしていくチャンスなんだと思った。本当にそうなれたら理想的だけど、なかなか目の前の成績とか取り組み方とかの粗探しに目が向いてしまうから、時々立ち止まって考えないとね。 子どもを持った友人と話していると、できるだけ子どもに失敗させたくないって聞くことがあって、そういう若い親は増えているのかもしれない。でも失敗はするものであって、親が先回りするから子どもは成長の機会をのがしがちなわけで。この本で触れられている自習室の空調の話とか、親やばすぎるでしょ…と思うと同時に、たしかにそういう保護者もいるよな…と思う。でも森先生は、一般には過保護とかモンペとか批判されそうなこういう保護者にも、「子どもへの愛ゆえ」っていう理解のもと話していて、そう冷静に受け止めつつ言うことは言っていく話の進め方が本当にすごい。親子で腹を割って話すだけでなく、森先生自身が本音で腹を割って話している感じが響くのかな。親の立場も子の立場もそれぞれ理解しつつそれぞれにビシッともっともなことを言える、そんな先生に私もなりたい。
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