執事の本棚は騒がしい の商品レビュー
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執事の話が好きなので好奇心で読みました。 最初は不思議な図書館で本を借りて読んだところ、奇妙な体験に巻き込まれていくというなかなか面白いお話でファンタジー物なのかと思ったのですが、進むにつれ段々と本を読むことの意義を感じることができました。 著者には本を通して読者に伝えたいことかある、本の登場人物にも心がある、本を読むのには意味がある等普段私たちが読書をするにあたって大切なことを思い出させてくれるような物語でした。 一度は是非読んでもらいたい作品です。
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付喪神が起こす騒動、いざ巻き込まれたらたまったものではないなと思ったのが正直な感想。 初手から服も屋根もボロボロ、日常生活にも支障が出るし、何より最後の騒動は精神的にしんどかった。 何しろ作中のしんどい展開を「繰り返す」から……主人公も苦痛と言っていたが、読んでいるこちらも苦痛だった。 本の中を冒険できたり、最後の主人公の取った選択も尊重したいし、感動ポイントもある一方で、精神的についていけない展開も多いので、バランスの難しい作品だなと思った。
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