ブルースRed の商品レビュー
父の死という重い十字架を背負った女・影山莉菜は釧路の街を裏社会から牛耳っていた。亡父である博人の血をひく青年を自らの後継者とするため、代議士への道を歩ませようとする。だが、かつてのやり方では街を支配できなくなり、後継ぎとなるはずの青年も…(e-honより)
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前作があるというのも知らず「北の街に生きるダークヒロイン誕生」という帯に誘われて買ってしまうが、完敗。 酷評するくらいなら読むなよって自分でも思うが、なんだこの有り得ない設定は? 前作を読めばオモロいのか? しかし時すでに遅し、このシリーズは読む気が起こらない なんで釧路の小さな...
前作があるというのも知らず「北の街に生きるダークヒロイン誕生」という帯に誘われて買ってしまうが、完敗。 酷評するくらいなら読むなよって自分でも思うが、なんだこの有り得ない設定は? 前作を読めばオモロいのか? しかし時すでに遅し、このシリーズは読む気が起こらない なんで釧路の小さな町で、こんなダークヒーローが存在する? ボディガードが必要な存在って? 弥伊知って名前ダサッ。(水戸黄門の弥助を思い出す) ハードボイルドっぽくカッコつけてるつもりの設定や文書が最高にダメな感じ この文章で不快に思われた方もいらっしゃると思いますが、あくまで個人の感想なんでお許しください。
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『ブルース』の続編として本書を手に取った読者は、影山博人に恋をしていると思う。 本書の主人公:莉菜は、継父の博人に恋焦がれ、この世にいない博人の亡霊をいつも追いかける。 莉菜の目標は、博人の遺伝子を受け継いだ武博を、代わりに担ぎ上げること。 道東の釧路の裏社会を牛耳るも、その土...
『ブルース』の続編として本書を手に取った読者は、影山博人に恋をしていると思う。 本書の主人公:莉菜は、継父の博人に恋焦がれ、この世にいない博人の亡霊をいつも追いかける。 莉菜の目標は、博人の遺伝子を受け継いだ武博を、代わりに担ぎ上げること。 道東の釧路の裏社会を牛耳るも、その土地をどこかで恨んでいる。 『ブルース』は博人の視点で描かれなかったが、本書は莉菜の視点でしか語られていない…両書とも【女目線】なのだ。 「男と違って女のワルには、できないことはない」は莉菜の呪縛ではなかったのか⁈ 紫乃氏作品は、余韻が凄い。
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「ブルース」で影山博人が亡くなり、娘の莉菜は博人の後継者として釧路の街を裏側から操っていた。 博人の落とし胤である武博が成長するに従い、各々の思惑が絡み合い、次第に様相を変えていく街。莉菜は最期は一体どこに行き着くのか…。 女のワルにはできないことはない、とは博人のことば。そのこ...
「ブルース」で影山博人が亡くなり、娘の莉菜は博人の後継者として釧路の街を裏側から操っていた。 博人の落とし胤である武博が成長するに従い、各々の思惑が絡み合い、次第に様相を変えていく街。莉菜は最期は一体どこに行き着くのか…。 女のワルにはできないことはない、とは博人のことば。そのことばが呪いのように莉菜を突き動かしているようで切なくなる。
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どなたかの本棚で、図書館予約 単行本で読みました 〈 誰にも負けなかった釧路の女が、裏切りに抗ってでも、最後に守りたかったもの 〉 〈 死に場所を求め、生きる女。裏切りの果てにたどり着いた終焉の地とは。〉 釧路の街を、裏社会から牛耳る影山莉菜、かっこよかったです ずっと湿った...
どなたかの本棚で、図書館予約 単行本で読みました 〈 誰にも負けなかった釧路の女が、裏切りに抗ってでも、最後に守りたかったもの 〉 〈 死に場所を求め、生きる女。裏切りの果てにたどり着いた終焉の地とは。〉 釧路の街を、裏社会から牛耳る影山莉菜、かっこよかったです ずっと湿った中だったけれど、ラストは…… 少し違和感も感じつつ、本を閉じた ぐいぐいと読ませるさすが桜木紫乃 先日釧出身の方にお会いして 「釧路は桜木紫乃さんですよね」と言ったら喜ばれた ≪ 名を消して 裏切り超えて 息を吐く ≫
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釧路の裏社会を仕切る男の死後。妻と娘が跡を継ぐと書けばハードボイルドだが、娘の心象で語られていく。残された女の哀しみ。
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【誰にも負けなかった釧路の女が、最後に守りたかったもの】釧路の街を裏社会から牛耳る影山莉菜は、ある青年を代議士にしようとしていた。人を裏切り、裏切られてきた女が最後に見た景色とは。
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