時空のゆがみを解きほぐす数学 の商品レビュー
アインシュタインの相対性理論の誕生からを検証まで中心に、物理学の進展を描いている。本書では、物理学と相互に進展してきた数学にも強くスポットが当てられている。細かい話で理解できないところは多々あったものの、世界を「統一」して表そうとする先人の取り組みは、冒険と読み換えていいほどに壮...
アインシュタインの相対性理論の誕生からを検証まで中心に、物理学の進展を描いている。本書では、物理学と相互に進展してきた数学にも強くスポットが当てられている。細かい話で理解できないところは多々あったものの、世界を「統一」して表そうとする先人の取り組みは、冒険と読み換えていいほどに壮大。
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超弦理論ででてくるカラビ-ヤウ多様体で有名なヤウさんとサイエンスライターの方が書いた、重力、時空間、相対性理論などをテーマとした本。とてもわかりやすく良い本だったが、他書でもよく読んだ内容が多く新鮮さはあまりなかった。
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この前読んだ「神の方程式」に続く、この夏ポピュラーサイエンス本2冊目。 一般相対性理論は宇宙を解く道をつけ、それは幾何学の言葉で書かれている。だから、宇宙は幾何学によって解かれる可能性が高い。物理学は数学と融合して、この世界を解明しようとしている。 数学からの相対性理論へのアプロ...
この前読んだ「神の方程式」に続く、この夏ポピュラーサイエンス本2冊目。 一般相対性理論は宇宙を解く道をつけ、それは幾何学の言葉で書かれている。だから、宇宙は幾何学によって解かれる可能性が高い。物理学は数学と融合して、この世界を解明しようとしている。 数学からの相対性理論へのアプローチを数式を使わずに、丁寧に説明されている。 特に、宇宙の質量について書かれている第7章はとてもワクワクする。 内容のすべてを理解するには高度な数学を使いこなせる人でないと無理だろうけど、何が問われ、どんな方向性で数学者が挑んでいるのかを実感できる良書。
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