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台湾文学コレクション(3) の商品レビュー

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2024/10/04

アジア圏の翻訳モノは、主人公とその世界が貧しくてみすぼらしく、微かな希望も見出せず、読んでるこちらが逃げ出したくなる事がある。 もし本作を読んでいる途中でそうになったなら、巻末の訳者解説を読むといい。 P423に著者の本作出版に際するインタビューが掲載されている。 シンプルで明確...

アジア圏の翻訳モノは、主人公とその世界が貧しくてみすぼらしく、微かな希望も見出せず、読んでるこちらが逃げ出したくなる事がある。 もし本作を読んでいる途中でそうになったなら、巻末の訳者解説を読むといい。 P423に著者の本作出版に際するインタビューが掲載されている。 シンプルで明確な、女性を応援するメッセージだ。 作中からこのメッセージが探し出せる事を確信ででたら、今度は安心して作品に没頭できるはずだ。

Posted byブクログ

2024/09/29

疎遠だったベルリンの弟の家にやってきた台湾の高校教師である姉さんの語りがメイン。 ただ翻訳だからなのか?元々の文章のせいなのか、すっごく読みにくい。 いつのだれの話? って混乱しながらも、なぜか読むのを止められない。 どこにも属せず、誰にも選ばれず生きてきた女性が、美容師を営...

疎遠だったベルリンの弟の家にやってきた台湾の高校教師である姉さんの語りがメイン。 ただ翻訳だからなのか?元々の文章のせいなのか、すっごく読みにくい。 いつのだれの話? って混乱しながらも、なぜか読むのを止められない。 どこにも属せず、誰にも選ばれず生きてきた女性が、美容師を営んでいた母の顧客名簿とともに記憶を辿る。 母の美容室の2階に上がる“いい人”たちのおかげで貧しいながらも生きていたけど、ある出来事から家族全員が深く傷つき崩壊して行く。 辛い。 ある出来事はトラウマ並みに読んでて辛かったし、姉の肯定感の低さが形成された過去も含めてずーっと読んでてしんどい。 だけど、、、 そこから旅立てる翼は誰もが持っているんじゃないかと希望が持てる終わり方でした。

Posted byブクログ