地面師たち ファイナル・ベッツ の商品レビュー
ドラマの地面師が面白かったので、ハリソン山中のその後が気になり。悪人だけど格好良すぎるでしょ。続編お願いします。
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ハリソン山中と辻本以外は前作と登場人物が変わるが、前作よりも世界観が大きく、次々とページをめくりたくなってしまった。詐欺、そして証拠隠滅の残酷さ。不思議な終わり方で次作も期待してしまう
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前作では地面師の鮮やかな手口に、ただただすごいな~と思いながら読んだ。今作は騙される側の御曹司に、なんとか騙されずに済むといいなと思いながら読んだ。読みやすかったし面白かった。
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仲間とは思っておらず、利用するだけで利用して自分だけいい目を見るってことね。取引に関しては表舞台に立ってないもんなぁ。うまいことやるもんだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1と比べて登場人物のスキルが平均的に弱かったため、巧妙な手口で相手を陥れる知能戦が少なく、ちょっと期待外れ。ただ読みやすさでいえば今回の方が上かも(1のような不動産などの専門用語とかが少ない) どんな境地も何とか乗り切ってしまう稲田の強運と柔軟な思考力をより前面に出して、その危なっかしい状況をアクション性強めに描いていたらもっと面白かったかもしれない。 舞台の北海道についてはとってつけた印象。 続きありきの終わり方で、これは映像作品を見据えての展開?とも思われた。
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2024.8.29読了 「地面師たち ファイナル・ベッツ」 前作が面白かったのでハードカバーを購入 1日で読み終わるくらいだったので、面白いとは思うけれど、手口に目新しいものがあるわけではなく、前作ほどの驚きはなかったかなと そして全然ファイナルではなかった。
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最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュな欲望がここに! Netflixでドラマ化された小説『地面師たち』の続編。不動産詐欺を目論む悪党たち。 率直にいうと・・・前作を超える衝撃はなかった。 前作では実際にあった積●ハウ...
最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュな欲望がここに! Netflixでドラマ化された小説『地面師たち』の続編。不動産詐欺を目論む悪党たち。 率直にいうと・・・前作を超える衝撃はなかった。 前作では実際にあった積●ハウスの詐欺事件がモデルで、リアリティと緊迫感が大いに感じられ、最後まで手に汗握る展開に興奮した。 加えてNetflixドラマによる期待値爆上げの反動で、今作は全てにおいてスケールダウンを感じてしまった。 しかし、前作を読んだ方ならば同じ感想を持つのではないか。 詳しくは述べないが、主人公の必然性や展開・脇役が弱いのだ。騙すほうも騙されるほうも。 逆に言えば、ハリソン山中(首謀者)がひとりだけ強すぎるといえる。やつが怪人すぎて「ああ、この人達じゃ絶対ムリだ。。」と読みながら半笑いになってしまう。 とはいえ、詐欺が完結するかどうかのヒリつきや「どうせバッドエンドなんでしょう?」と頭の片隅に浮かびながらの「ファイナル・ベッツ」。 一気読みするほどには面白かった。 「もう後がない」人たちの最後の賭け。それがどんな結末になるのか、ぜひ読んでみてください。
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北海道の土地を地主になりすましてシンガポール人に売ろうとするハリソン山中一味。 前作は読んだのがだいぶ前でよく覚えてないが、Netflixのドラマの記憶と比べると明らかに質が落ちる。騙される側の落ち度、騙す方の手腕、全て前作と同じ方向性でスケールダウンした感じ。ドキドキ感も薄め...
北海道の土地を地主になりすましてシンガポール人に売ろうとするハリソン山中一味。 前作は読んだのがだいぶ前でよく覚えてないが、Netflixのドラマの記憶と比べると明らかに質が落ちる。騙される側の落ち度、騙す方の手腕、全て前作と同じ方向性でスケールダウンした感じ。ドキドキ感も薄めだった。
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前作が面白かったので続編も読んでみた。 ハリソン山中の相変わらずの恐ろしさも健在。 登場人物が前作に比べてインパクトがあまりないけど、話自体はかなり入り込めた。
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前作「地面師たち」の続編ですが、前作を読んでなくても面白かったです。今回の地面師たちの仕事は北海道の釧路の土地をめぐる二百十億の詐欺。ケタ外れの額に現実味を失いますが、数年前に実際に積水ハウスが63億の地面師詐欺にあった事件を考えれば、あり得る話かもしれません。 このお話に登場...
前作「地面師たち」の続編ですが、前作を読んでなくても面白かったです。今回の地面師たちの仕事は北海道の釧路の土地をめぐる二百十億の詐欺。ケタ外れの額に現実味を失いますが、数年前に実際に積水ハウスが63億の地面師詐欺にあった事件を考えれば、あり得る話かもしれません。 このお話に登場する地面師たちの主犯格 、ハリソン山中の穏やかな狂気は、読むほどに凄みを増してきます。表立って動くことは少なく、手先の者に詐欺行為を犯させ悠然と微笑んでいる、その得体の知れなさがページを進ませます。 冒頭、元プロサッカー選手、稲田健二のシンガポールのカジノにおける様子が延々と続きますが、そのことがハリソン山中の手先になる伏線となっています。 国際的な指名手配となっている主犯のハリソン山中を、若き女性刑事 サクラが追っていきます。何としても捕まえたいという強い意志で。 女性の視点から考えれば、地面師チームの唯一の女性、マヤの仕事量が多すぎかな、と。体を張ってるのは彼女ひとり。マヤの心情をもっと描いてほしかったと思います。 また、北海道の自然の中で、時にグロテスクな描写が出てきますが、綺麗事では済まない世界なので仕方ないでしょうか‥。 「逆境や悲劇に立ち向かうとき、未来への工夫が生まれる」この言葉が印象に残ります。
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