癲狂院日乗 の商品レビュー
著者が『赤目四十八瀧心中未遂』で、第119回直木賞を受賞した1998年の4月14日から、翌年4月13日までの日々の出来事が記された作品。 「癲狂院」は精神病院、「日乗」は日記という意味。自身の心身の健康状態や編集者との関係が、赤裸々に描かれている。 車谷氏の作品はあまり多く...
著者が『赤目四十八瀧心中未遂』で、第119回直木賞を受賞した1998年の4月14日から、翌年4月13日までの日々の出来事が記された作品。 「癲狂院」は精神病院、「日乗」は日記という意味。自身の心身の健康状態や編集者との関係が、赤裸々に描かれている。 車谷氏の作品はあまり多く読んではいないが、古風な文章を書く人だと思っていたら、平成27年で亡くなった年齢は69歳とのこと。あまりにも早い死去に心が痛んだ。
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