やらなくてもいい宿題 謎の転校生 算数バトル編 の商品レビュー
面白く謎解きもできる児童書ミステリー。 謎の転校生のナイトウカンナさん。 彼女は、何故か自分のことは話たがらない、内緒にすることで友だちとの距離がでてくるのだが…。 気になる算数の天才と言われる数斗は、いろいろ聞こうとするのだが、ナイトウカンナさんは、算数の問題に解けたら質問...
面白く謎解きもできる児童書ミステリー。 謎の転校生のナイトウカンナさん。 彼女は、何故か自分のことは話たがらない、内緒にすることで友だちとの距離がでてくるのだが…。 気になる算数の天才と言われる数斗は、いろいろ聞こうとするのだが、ナイトウカンナさんは、算数の問題に解けたら質問に答えてあげると言う。 出される質問は、簡単そうだが…。 自己紹介のときから、何故かナイトウカンナと言うカタカナ名が気になっていたのだが、なるほどそういうことか…と。 算数の問題もナイトウさんに関わる身近なことで、手早く問題を出すところにも凄いな、と。 算数バトル編、なかなか普通に○をくれないところがいいじゃないか!と思ってしまう。 次こそは、…となる気持ちがわかる。 そう簡単にはいかないよ…が、超えてくる。 ① 奴隷とライオンのつるかめ算 ② 逃亡者と警察の旅人算 ③ 老婆と少年の年齢算 ④ 列車とボートの流水算 ⑤ 別れと思い出のニュートン算 ⑥ 最後の暗号
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児童書。小学生におすすめだし、大人だからこそ懐かしい!っていうのもあるので、大人にもおすすめです。算数の文章問題とか、友だちとのほろ苦い別れとかね。最後、うるっとしました。 作者は2019年デビューの若いミステリー作家だそうです。児童書ではない作品も気になる。
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まず、この本は結城真一郎が書いているが、完全な児童書だ。あらすじを説明すると、舞台はある小学校。全ての質問に「内緒。」と答える転校生のナイトウさんが数学オリンピック2連覇の主人公数斗に数学のクイズを出し、数斗がそれに答えるというものだ。問題の題材は中学受験で使う鶴亀算、旅人算、...
まず、この本は結城真一郎が書いているが、完全な児童書だ。あらすじを説明すると、舞台はある小学校。全ての質問に「内緒。」と答える転校生のナイトウさんが数学オリンピック2連覇の主人公数斗に数学のクイズを出し、数斗がそれに答えるというものだ。問題の題材は中学受験で使う鶴亀算、旅人算、年齢算、流水算、ニュートン算で、話の構成としては、一章につき一問+まとめで、全6章となる。 私の感想としてはやはり、物足りないの一言だ。それぞれの問題には、ひっかけがあり、ただ解けるだけでは正解できないというものなのだが、そのひっかけは簡単に見抜けてしまう。それを主人公の数斗が気付けずに奮闘している姿には、少しテンポの悪さを感じてしまう。 しかし、児童書としては別だ。まず、登場人物が絞られているのがいい。小学生が本を読む時に障害となることの一つが名前覚えられない問題だ。その点、この話では登場人物がたったの5人で、その問題をクリアしている。また、私がダメな点として挙げた展開がわかりやすすぎるというのも、小学校高学年相手であれば、王道と呼べる。 以上の点から、もし小学校高学年の子供がいるならば、この作品をぜひ読ませるべきだ。これを機に数学に興味を持つかもしれないし、塾に行くモチベーションになるかもしれない。私に子供ができたときには、必ず読ませようと思う。
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「#真相をお話しします」の結城真一郎が書く、子どものためのミステリ小説。 そんなの、面白いに決まってる! ということで、読んでみたら、やっぱり面白かった! ミステリアスな転校生・ナイトウさんに、天才的に算数ができる主人公・数斗。 算数問題の裏に隠れたひっかけに、「なるほど!」と思...
「#真相をお話しします」の結城真一郎が書く、子どものためのミステリ小説。 そんなの、面白いに決まってる! ということで、読んでみたら、やっぱり面白かった! ミステリアスな転校生・ナイトウさんに、天才的に算数ができる主人公・数斗。 算数問題の裏に隠れたひっかけに、「なるほど!」と思わされる。算数とも国語とも言える問題に、小学生に戻った気分で、頭を使った。 ところどころにイラストや漫画があり、問題の解き方も理解しやすい。 算数好きにも国語好きにも、そしてミステリ好きにもオススメできる本です!
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